「走り出しとしてはマシンは割とよかったと思います」
Jack Amano(以下――):朝の45分間のプラクティス、どうでしたか?
佐藤琢磨:2月にテストした時とはもちろんコンディションも違うんですけど、クルマのセットアップのアプローチが全然変わっているので、その確認を先ずは行いました。多くのチームが先々週にテストに来ているんだけれど、僕らは来れなかったので、ちょっと駆け足で追いかけるという感じになっていましたね。
――週末の走り出しとしては、マシンの状態は良かったと見ていいでしょうか?
佐藤琢磨:そうですね。割と良かったと思います。ポンッとトップ10に入って行けてましたからね。最後は少しポジションが下がってトップ10から追い出されちゃったけど……。でも、まぁ2月のテストで感じていたスタビリティの無さとか、グリップ感の無さは大分改善がされていると感じました。
――テストを行なったチームはセッション終盤まで走り出すのを待ち、少ないラップ数でベストを出していました。予選、決勝で彼らに対抗できそうですか?
佐藤琢磨:まだわからないけど、少なくとも同じようなコンディションで走っていた中ではそこそこに好い走りが自分たちはできていたと思います。ちょっと予選でのトップを狙うのは無理かもしれないですね。ここはチームの歴史を見ても、そういうポジションを走って来てないですから。パフォーマンスの悪いコースの中に数えられるところだと言えると思います。しかし、そういう中で行われたプラクティス1回目、自分たちの走りからは、マシンのセットアップがいい方向に向かっていると感じることができました。
以上
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