Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) クリックして拡大 |
8月16日 Day1 予選
10位 43秒7828 166.915mph
「特にリヤ・タイヤの摩耗が激しいので、決勝はそこへの対処が鍵」
Jack Amano(以下――):プラクティスが2回、予選の前にありました。
佐藤琢磨:ここでは6月にテストをしています。ただ、その時は気温がそんなに高くなかった。ラップ・タイムもかなり速かったです。それが今回は暑くて、セッティングをコンディションに合わせるのにちょっと苦労をしましたね。2回のプラクティスの中では、これまでにやってきたオーバル・セッティングの続きをやって、まだ試したことのなく、やりたいと考えていたことも幾つかトライしました。最初はまだクルマの動きが良くなかったんですが、2回目のプラクティスでクルマが速くなって行きました。最後には予選シミュレーションも行えました。
――予選での実際の走行、マシンはどうでしたか?
佐藤琢磨:満足の行くコーナリング・スピードまでは行きませんでしたが、それでもかなりスピードに乗せることはできました。トップ10に入れたし、良い予選にできたと思います。
――予選は路面温度が低くなってましたね?
佐藤琢磨:そうでしたね。日がもう傾いて来ていて、路面の温度が下がって、グリップが高くなっていたと思います。自分たちのマシンのバランスは少しアンダーステアが強いという状況でした。特にコーナーの出口でアクセルを戻さないとならない走りになっていました。明日は気温が下がる予報なので、去年と同じようなレースができれば、と考えています。
――タイヤの摩耗が今年は厳しいようですね?
佐藤琢磨:去年とはタイヤのスペックが違っています。それ以上に、今年は気温も路面温度も高くなっています。1スティントの中でのタイヤの性能劣化が今年は通常より大きいという感触を得ています。最初の10周とか15周はいいんですが、その後はラップ・タイムが下がって行くでしょうね。特にリヤ・タイヤの摩耗が激しいので、そこへの対処が鍵になると考えています。
以上
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