2014年8月17日日曜日

2014 INDYCARレポート 第16戦ミルウォーキー Day1 プラクティス1:ミルウォーキーのプラクティス1最速はジェイムズ・ヒンチクリフ


Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
8月16日 
天候:快晴
気温:23~24℃


アンドレッティ勢が1-3位につける
 好天下での最初のプラクティス、最速となる22秒0851=平均時速165.451mphをマークしたのはジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)だった。31周を走ったうちの5周目に記録された。
 2番手はライアン・ブリスコー(チップ・ガナッシ・レーシング)の22秒0987=165.349mph(24周のうちの5周目)。そして、3番手には2年連続優勝中のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が22秒0987=165.283mp(44周のうちの3周目)。アンドレッティ勢が3番手までに2人入った。



  事前テストで最速だったというマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)は22秒5932=161.730mphで18番手だったが……。ルーキーのカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)は8番手。
 4番手にはジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)が食い込み、5、6番手にトニー・カナーン、スコット・ディクソンとターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングのコンビがつけた。ガナッシ勢はトップ6に3人が入っている。
 誰もがタイヤの新しいうちにベストを記録し、その後は明確に落ちたラップ・タイムでの周回を重ねていた。レースでもタイヤのライフは短く、ラップ・タイム
の落ち込みの大小が成績に大きく影響を与える見込みだ。

パワーは11番手、カストロネベスは14番手とスロースタート
 ポイント・リーダーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は22秒3770=163.293mphで11番手と今ひとつ目立たず。ポイント2位のエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)も22秒4910=162.465mphで14番手。ランキング4位につけているシモン・パジェノー(シュミット・ピーターソン・ハミルトン・モータースポーツ)は10番手だった。

 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は16番手。42周を走り、9周目の22秒5037=162.373mphがベストだった。
 「今日は暑いせいか、テストの時の良かった感触がマシンに感じられなかった。タイヤのでグラデイションも激しい。コーナー内側の舗装の素材が違っているところが滑る」と琢磨は話していた。他のドライバーたちも前後のウィングのウィッカーを変更するなど、ダウンフォースを大きくするセッティングをトライしていた。
以上

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