Photo:INDYCAR (Bret Kelley) |
インディーカー・デビューがインディー500での予選2位(決勝でも2位。2013年)だったカルロス・ムニョスは、フルシーズン出場は今年が初めてだというのに、すでに3回も表彰台に上っている。ポイント・ランキングは錚々たる面々6人の後ろの7位。その彼がまた一段ステップを上がった。ストリート&ロードコースでの予選で初めてのファイナル・ステージ進出を果たし、ファイアストン・ファスト6となってポールポジション争いに加わったのだ。
これまでの予選ベスト・リザルトは今年のデトロイト・レース2での6位。ダブルヘダーのレース2の予選はグループ・セッションだった。それが今日、ミッド・オハイオで初めて3段階の予選でファイナルに進んだムニョスは予選4位に食い込み、明日のレースをグリッド2列目からスタートすることとなった。
「初めてのファイアストン・ファスト6だ。とてもうれしい。今年の僕の目標のひとつがまた達成された。しかし、僕は少しガッカリもしているポール・ポジションを獲得するチャンスもあった予選だったから。シーズン終盤、ポール・ポジションを獲得するチャンスはまたあるだろう。しかし、今日の予選は本当に大きなチャンスだったんだ」と喜びと悔しさが入り交じった気持ちを語った。
ウェット・コンディションでの予選は、ファイナル・ステージでだけかなり路面が乾いて来ていた。走るタイミングとライン採りがラップ・タイムに大きな影響を与える状況となっていた。ここでムニョスはピット・レーンでのスピード違反を冒し、ピットのドライブ・スルー・ペナルティを受けたために1ラップを無駄にし、自らアタックのリズムを悪くしてもいた。
以上
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