最初のプラクティスではライアン・ハンター-レイがトップ
1週間の休みがあったインディーカー・シリーズだが、大半のチームはミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コースに事前テストに来ていた。
今日、金曜日はプラクティスが午前、午後に1回ずつスケジュールされているが、最初のプラクティスではほとんどのチームがセッション前半はピットに待機し、路面にラバーが乗るのを待ち続けていた。
天候は朝から晴れ。今週末は雨の可能性も噂されているが、今日は午前、午後ともに完全ドライ・コンディションでの走行となりそうだ。気温は23〜24度。
セッション後半だけの走行という条件下でトップ・タイムとなる1分6秒5316をマークしたのはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)だった。彼は10周を走行し、その10周目にベストを記録した。セッション終了ギリギリ前のことだった。
2番手はシモン・パジェノー(シュミット・ピーターソン・ハミルトン・モータースポーツ)で、タイムは1分6秒6731。その差は0.1415秒と大きめだった。
3番手はスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)。タイムは1分6秒7140。
4番手はルーキーのミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)で、5番手はセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)だった。トップからコンマ5秒の中に14人が入る接戦のセッションとなった。
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は1分7秒0233のベストで12番手につけた。10周走った中の7周目でのベスト記録。「セッティングをひとつ換えて走り、マシンが良くなっていることが確認できた。タイムはそのセッティングで出せていないけれど」と琢磨はプラクティス1に対して満足げだった。
ポイント・トップのエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)は1分7秒2238のベストで18番手(トップと0.6922秒差)。ポイント2位のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は1分7秒0248で13番手と、今週末のふたりは少々スロー・スタート気味だ。
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