ウッドフォード・リザーヴの貯蔵庫に積み上げられた樽。ロゴは自慢の3つの蒸留装置をデザインしたもの。Photo:Masahiko Amano |
ウッドフォード・リザーヴで製造工程を見学
ケンタッキーのバーボン醸造所見学、フランクフォートのバッファ
ロー・トレイスの次には、レキシントン近郊のウッドフォード・リザーヴってところに行った。バッファロー・トレイスでは製造工程はほとんど見せてもらえな
かったんだが、ここでは発酵段階も、蒸留装置も見せてもらえて、バーボン作りのことがより一層理解できた。
木製の大きな桶でコーンなどの材料を発酵させる。メーカーによってこの時点での色がもう違う。ここのは少し緑色 |
桶の中はこんな構造。螺旋状のパイプには水を流し、桶内の温度を一定に保っている |
ここの売りである3つの大きな蒸留装置。サイズがわかりにくいでしょうが、一番下の大きな丸い部分についてる蓋みたいの、あそこは作業員が開けて中を覗き込めるようになってる。真ん中の丸いとこのてっぺんまっで1メートル50センチとかかな
ここのテイスティング・ルームはカッコ良かった。グラスを置く台とかも凝ってるでしょ、樽材に刻印押したりと。ウッドフォード・リザーヴでは、ダブル・オークって製法が開発されてる。普通版とその2種類を味見。そして最後に、バーボンにはなぜか合うってことで、添えられたチョコレートも食してツアー終了 |
翌日は “世界のバーボンの首都” バーンズタウンに
翌日にレキシントンから西に移動。古い町に1泊した後に更に西進して“世界のバーボンの首都”バーズタウン入り。こちらで最初に訪れたのは、ダウンタウンからすぐのバートンという醸造所。バーボンを寝かせておく建物がまっ黒なのがひとつの特徴。重厚な雰囲気が感じられて気に入った。壁も屋根も黒く塗った理由は、雨風で月日とともに壁が汚れて行く。最初はその手入れが面倒だからってことだったらしいんだが、その後に黒く塗ることで室内の温度が上がり、そこにメリットが有ると判明。夏は暑く、冬は寒い。これがバーボンを熟成させるのに役立っているということで。
バートンは実に質実剛健。蒸留装置も性能のみ追求で外観は完全無視で、内部は銅製でも外はスチールだった。
ツアーを担当してくれた女性のお話が実にわかり易かったのがマル。しかも、テイスティングつきなのに、ここのツアーは無料でした。
バートンは実に質実剛健。蒸留装置も性能のみ追求で外観は完全無視で、内部は銅製でも外はスチールだった。
ツアーを担当してくれた女性のお話が実にわかり易かったのがマル。しかも、テイスティングつきなのに、ここのツアーは無料でした。
以上
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