2014年7月30日水曜日

2014 ジャック・アマノのインディーな一日:オハイオとインディアナの州境の町、グリーンヴィル


こちらがグリーンヴィルが生んだアメリカを代表する家庭用ミキサー、キッチンエイド Photo:Jack Amano

 アメリカ人ならおそらく誰もが知っている家庭用ミキサー=“キッチンエイド”の工場見学をしようと、オハイオとインディアナの州境近くの小さな街、グリーンヴィルに行って来た。トニー・スチュアートがオーナーになったダート・オーヴァル=“エルドーラ”の近所に。

 キッチンエイドは縦・横・高さが40x25x45(cm)ぐらいある、日本のキッチンにはちょいと大き過ぎるシロモノなんだけど、色んなアタッチメントをつけることでかなり多くの仕事をこなす便利な製品。
 グリーンヴィルは有名な商品を生み出したとは思えない小さな田舎町。本店に到着すると、工場ツアーはその日だけお休みという不運。ホームページで告知してくれてたらよかったのに。私はともかく、相棒クンはかなりガックリ来てたけど、リファービッシュド(未使用ながら新品とも違う)のキッチンエイドを買って無理矢理納得していた。

Photo:Masahiko Amano  
  グリーンヴィルの街並は、まるでタイム・スリップでもしちゃった感じだった。西部劇までは行かないものの、並んでる建物がどれも古くて。“ラバーメイド”ってプラスティク製品などのメジャー・ブランドの本拠地、ミッド・オハイオから少し北東に行ったところのウースターって街もこれと似た感じのダウンタウンだった気がする。 
Photo:Masahiko Amano
 グリーンヴィルで晩ご飯を食べに入ったスポーツ・バーは、入り口のドアに「ここに名前のある人は入っちゃダメ」という張り紙がしてあった。ウェイトレスに取材すると、他のお客さんに絡んだり、大きな声出したり・・・と酒癖が悪いとすぐに名前がバレちゃうって話だった。ホントに小さな町なのでね。しかし、こんなリストを貼る店、オーナーもなかなかの変人なんだろうな、と思った。

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