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オススメできます!料理の鉄人、マイケル・サイモンのお店
バーガー、ブラット(ドイツ・ソーセージの一種)、ビール、3つのBで始まる名前のものをエンジョイする店、それがBスポット。「そのネーミング、どうなのさ」と感ずる人もいるでしょう。全部は書かないけど。
アメリカの料理の鉄人のひとり、マイケル・サイモンが地元クリーブランド・エリアで始めたお店で、近頃はミシガン州のデトロイト郊外や、オハイオ州コロンバスにも進出している。
料理の鉄人=アイアン・シェフは、今もアメリカで続いている番組。アメリカは一旦人気を獲得すると長いね。クイズ番組とか、何10年もやってるのが幾つかある。日本人にはそういうの、ないよね? 我々は飽きっぽいんだろか?
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サイモンの店は、クリーブランド・ダウンタウンにあるトップ・オブ・ザ・ラインのローラ・ビストロ、郊外に作ったカジュアルなロリータ、そして小さなチェーン展開を始めたBスポット、どれもがとてもオシャレ(デトロイト・ダウンタウンのローストにはまだ行ってない)。
ローラはマジメなベーシック&ヌーヴェル・クイジーヌで、ジャケットを着て行くタイプの店。ロリータはビザとかも出しているジーンズとスニーカーでオーケーな店。
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暗いほど高級?
アンティークな木のドアを開けて中に入ると……これが暗い。アメリカのレストランにありがち。メニューを読むのも大変なぐらい。「暗いほど高級」って自嘲的に言うアメリカ人もいる。バーとレストランの中間みたいなキャラクターだから仕方ないのか。
壁にはドカーンと巨大なアートが。ビールの缶で作った「B」の字。奥にあるバー・エリアの上にはオートバイのタンクやホイール、フェアリングなどを、組み立て前のプラモデルのパーツみたくデザインしてぶる下げている。ハーリーとか好きなのかも、サイモン。頭剃ってるし。
ダイニング・エリアにはピクルス・バーなんてものもあって、そこにはなぜかキムチも。どの料理にマッチするんだろう?
凝った天井のディスプレイ Photo:Masahiko Amano |
こちらはピクルスバー。右手前になぜかキムチ |
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サービスも味も満足!
壁際のブースに座った。どのビールをオーダーするかメニューを見て悩んでいたら、「どちらが好きか飲み比べてみればいいわよ」とウェイトレスが小さなグラスに少しずつ注いで2種類持って来てくれた。こういうサーヴィスをしてくれる店って、日本でほとんど出会ったことがない気がする。ビールに関するレクチャーをしてくれた彼女に、「色々とウンチクも聞かせてもらえて楽しい」と言ったら、「マイケルはどこかしら? 今の言葉、彼に言って欲しいわ。給料上がるかも」だって。
バーガーは小ぶりだけれど、バンズも肉もぶ厚かった。こうやってサンドイッチのように作ってるのにナイフとフォークを使って食べる。そのスタイルにあまり納得が行かないが、さすがに味はいい。オニオン・リングとポテトもおいしかった。全面的にお勧めできるお店です。
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