2014 INDYCAR 佐藤琢磨コメント50 第13・14戦 トロント Day1 プラクティス2：「最後ニュー・タイヤでウォーム・アップで1周して、“さぁ行くぞ”って1コーナーに向ったところでイエローが出たから残念でした」

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「1個2個のセットアップの確認はできましたけど
完全な比較テストとはなりませんでした」

Jack Amano（以下――）：セッションの最後、走ろうとすると赤旗……フラストレーションの溜まる終り方になってました。

佐藤琢磨：そうでしたね。赤旗が出ちゃって確認ができなかった。最初、セッションが始まった時はまずブレーキをベッドインさせたのでニュー・タイヤのおいしいところっていうのは使えなかったと思いますけども、それでもソコソコのタイムが出ていたので、まぁ最後、いろいろテストした後にニュー・タイヤにしてタイムアップを図ろうとしてたんですが、それができなかったです。
――1セッション目を終えて、2セッション目でニュー・タイヤで走り出した。4周目に1分00秒6が出たので、その繋がりはスムーズに行っていたと見えたのですが？

佐藤琢磨：はい。でも、フレッシュ・ラバーに頼ったタイムでした。

――その後にピットでセッティングを変更していましたが？

佐藤琢磨：1回セッティングを変えて試して、良くなかったからそれを戻して、もう1個ステップを変えて、別の方向にして、それが良いという判断の下でニュー・タイヤを着けたかったんだけど、それができなかったってことかな？　だから、1個、2個のセッティングについては確認ができたんだけども、完全な比較テストにはならなかったですね。最後のニュー・タイヤももったいなかったというか、残念でしたね。ウォーム・アップで1周して、“さぁ行くぞ”って1コーナーに向ったところでイエローが出たから。

――プラクティス2回の満足度は？

佐藤琢磨：半分ぐらいじゃない？　結構わからない状態だから。

「予選はぶっつけ本番的なところがありますが、
予選でもまだマシンをよくすることができると思う」

――明日の午前中に予選ですが？

佐藤琢磨：予選はぶっつけ本番的なところがありますね。今の状態だとトップより明らかにコンマ
5秒以上遅い。

――リヤのサスペンションを変更した、最後のセッティングに関しての評価が完全にできていないんですよね？

佐藤琢磨：そうなんです。あのセッティングだと1周だけだったら狙えるのかもしれないんだけど、レースカーとしてどれぐらいリヤが粘るのかっていうのが、まだハッキリわかってないというか。今、正直言ってあまりリヤのスタビリティがないので。だからそこをどうやって行くかっていうのがポイので、それが今日見つけ切れなかったから。でも、予選が明日ありますから。予選があるっていうのは何か変な言い方だけど、予選でもまだマシンを良くすることができると思うし、予選では前の方に行きたいですね。

――Q3進出、行けそうですか？

佐藤琢磨：行きます！　
以上