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| Photo:INDYCAR (Eric Anderson) クリックして拡大 |
Day1 プラクティス2
天候：快晴
気温：22～23℃
パジェノー、59秒台目前のタイムでトップに
午後も快晴のトロント。気温も少し上昇した。
サポート・レースのプラクティスも重ねられ、路面コンディションも良くなっていたようで、午後2時前にプラクティス2が始まると、すぐさま1分00秒台に突入した。そして、セッション半ば、もう59秒台にも入ろうかという1分00秒0084をシモン・パジェノーが走行11周目にマークし、これが午後のトップ、そして今日のトップ・タイムとなった。午前中に6番手だったパジェノーが午後にはトップ。一番最近のストリート・レース、ヒューストンのレース#2で優勝しているフレンチ・ドライバーがとても順調な滑り出しを見せたということだ。
カストロネヴェス、午前4位、午後2位と好調
3番手には昨年のウイナー、ディクソン
2番手にはポイント・リーダーのエリオ・カストロネヴェス（チーム・ペンスキー）が来た。午前中に4番手だった彼もまた好調な一人だ。タイムは1分00秒0218で、パジェノーとの差は僅かに0.0134秒しかなかった。エリオは今日の総合でも2番手となった。
午後の3番手、そして今日の総合での3番手はスコット・ディクソン（ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング）。午前中は16番手に沈んでいたが、さすがは昨年のトロント・ダブルウィナー、午後には一気にトップ3まで上がって来た。タイムは1分00秒0769で、こちらもトップとの差は0.0685秒と小さかった。
4番手はポイント・スタンディングで2番手につけているウィル・パワー（チーム・ペンスキー）＝1分00秒0932。午前中に2番手だった彼は、午後も4番手、総合4番手の好位置につけた。
午後の5番手、そして総合5番手はジェイムズ・ヒンチクリフ（アンドレッティ・オートスポート）だった。タイムは1分00秒0937で、これはパワーと0.0005秒（!!）の差しかなかった。
午後の6番手で総合の6番手はセバスチャン・ブルデイ（KVSHレーシング）＝1分00秒1786だった。去年の2レース両方で表彰台に上っているブルデイは、チャンプカー時代の2004年に優勝もしており、トロントでの速さは実証済みだ。そして、これらの5人はコンマ1702秒という小さな差の中に収まっていた。
総合7番手はジョセフ・ニューガーデン（サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング）。朝はトップだったが、午後は自己ベストを更新できずに13番手に終った。
ファン・パブロ・モントーヤ（チーム・ペンスキー）が午後の7番手。朝は19番手だったが、マシンは午前中からまずまずの仕上がりを見せていたようで、午後に好タイム＝1分00秒3021を出して来た。
ポイント・スタンディング3番手のライアン・ハンター-レイ（アンドレッティ・オートスポート）も朝は14番手と目立たなかったが、午後には8番手に食い込んで来ている。
9番手はライアン・ブリスコー（チップ・ガナッシ・レーシング）で、10番手はカルロス・ムニョス（アンドレッティ・オートスポート）だった。
佐藤琢磨、初日の総合では13番手
佐藤琢磨（AJ・フォイト・エンタープライゼス）は、午後のプラクティスで12番手だった。走り出してすぐの4周目に1分00秒6をマーク。しかし、そこからのタイム更新を果たせないまま19周を走ってセッションを終えた。午後のプラクティスでの琢磨はセッティングが一進一退をしていた上、最後に試そうとした新セッティングが赤旗に邪魔されたことから、その善し悪しもタイム向上もできなかったのだ。琢磨の今日の総合順位は13番手となった。
プラクティス1で速かったのにプラクティス2で遅かったのは、マルコ・アンドレッティ（アンドレッティ・オートスポート）、グレアム・レイホール（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）、トニー・カナーン（ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング）。
マルコは朝が7番手だったのに午後は17番手。グレアムも朝が10番手とまずまずだったのに対して、午後が16番手。そして、TKは朝が9番手で午後は19番手だった。
苦戦しているのは2人のルーキー。ルカ・フィリッピ（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）とカルロス・ウエルタス（デイル・コイン・レーシング）だ。フィリップは朝が22番手で、午後は21番手。ウエルタスは午前、午後ともに最下位の23番手だった。
明日の予選はストリート＆ロードコース用の3セグメント方式。Q1のグループ分けは今日のプラクティス・タイム（2回の総合）の奇数順位がグループ1、偶数順位がグループ2だ。
以上
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