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自信を取り戻してきていたモントーヤ、ついにPP獲得
トリッキー・トライアングルでファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)がポール・ポジション獲得! インディーカー復帰11戦目でのことだ。これは早かった? それとも遅かった??
随分と成熟したというか、大人しくなったかにも見えているモントーヤ。今年の彼の戦いぶりを見ていて、まったく焦っていないところに、なんだから丸くなり過ぎちゃいないか……とすら感じていた。
モントーヤは自信を着々と取り戻して来ていた。ヒューストンあたりからそれを自分でも口にするようになっていた。そして、NASCARでもポールを獲得したことがある、テクニカルなオーバルで復帰後初のPP獲得を達成してみせた。
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「マシンのバランスがすごく良かった。もっとも、僕らはチームメイトふたりよりウィングなどをトリム・アウトしていなかった。それが今日の正解だったということでもあるね」と予選後の彼は語った。また自信を深めた。そういうコメントの仕方だった。
プラクティス1では6番手、プラクティス2では9番手だったモントーヤ。「レース用セッティングはとても良かったが、予選用にちょっとイジるとバランスが崩れていた。予選ではそこが良くなっていた。エリオとウィルが走り、どの部分が悪かったかを聞いていたから、少し調整もできたし、どんな走りになるかも事前にわかっていた。アタック順はくじ運だ。そして、今日はそれも良かった」とモントーヤは笑った。
予選2位はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)で、予選3位はルーキーのカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)。フロント・ロウに並ぶこととなる3人は2ラップ平均を223mph台に載せた。
佐藤琢磨、アタック終了時点で1位となる222.798mphで予選4位
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、彼がアタックした時点ではトップだった。エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)といった強豪たちを上回る222.798mphを出したのだ。
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琢磨の外側2人は、予選5位がアンドレッティで、6位はジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)と決まった。
すぐ後ろのグリッド3列目、予選7~9位はカストロネヴェス、トニー・カナーン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が並ぶ。
なお、今日の予選にプラクティス2でアクシデントを起こしたルーキーのジャック・ホウクスワース(BHA/BBM・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)は出場できなかった。そして、ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)は、アタックに向うウォーム・アップ・ラップ中にクラッシュした。
以上
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