Q3はブラックのウォームアップの時からグリップ感が違っていた
Jack Amano(以下――):Q1、Q2でトップ。レッド・タイヤでも好調でしたが、Q3でタイムが出なかった。何があったんでしょうか?
佐藤琢磨:そうでしたね。Q1、Q2までは良かったんですけどね、クルマ作りもうまく行っていたと思うし、グリップ感もあったんです。しかし、Q3もそれまでと同じようにブラック・タイヤでのウォーム・アップを走った時に、グリップ感が全然違ってたんですよね。で、そのままその傾向がレッドにも引き継がれちゃってて、レッドではタイムが全然出せなかったですね。
――Q3だけコンディションが変わっていたんでしょうか?
佐藤琢磨:わからない。もちろん、ユーズド・タイヤだったっていう条件の違いはありましたよね。Q2を走ったブラックは、僕らがQ1で使い始めたニュー・タイヤで、数ラップを走っただけのものだった。そのタイヤで1分0秒6ぐらいのスピードを出せていたのに、それがファイナルではレッドでのベストがそれぐらいでした。クルマが滑っちゃってたんです。
――Q3に進出できた意味は大きいと思いますが?
佐藤琢磨:そうですね。トップ6ですからね。ちょっと、最後のペース・ダウンがすごく気になりますね。特に周りがみんな速くなっていた点が。トップはユーズドで59秒3まで行ったわけでしょう? その中で僕らが遅くなっていたのは気になります。
――午後にすぐレースですが、またコンディションも変わる可能性がありますが、どう戦おうという考えですか?
佐藤琢磨:ちょっとどんな展開になるかわからないんですけど、長いレースになると思います。6番手のスタートですから、慎重に最初のアクシデントは避けて行きたいです。
――もし雨が降ったら?
佐藤琢磨:雨が来たら? ウェット・タイヤで行きますよ(笑)。
以上
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