プラクティス2でトップタイムをマークしたハンター‐レイ。アンドレッティ・オートスポーツは5台体制を生かして序盤から好調だ。 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
天候:晴れ 気温:24~26℃
アンドレッティ・オートスポートがワンツー
今日はインディー500のプラクティス2日目で、走行時間は昨日と同じく正午から夕方6時。小雨による短い中断こそあったが、湿度が高く、風も吹くコンディション下で長時間に渡るプラクティスが行われ、30台のマシンが出走した。
多くのマシンが精力的に周回を重ね、夕方になって気温が下がって来たころ、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が平均時速225.025mphの最速ラップをマークした。もちろんトウ利用でのスピードだが、昨日のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)によるベスト=223mph台から一気にスピードは225mph台に上がった。今日の彼は113周も走った。
2番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の224.037mph。こちらはプラクティスの半ば、まだ気温も路面温度も下がっていない時間帯に出された。今日はアンドレッティ勢、そしてホンダ・エンジン・ユーザーがトップ2を占めた。
「今日は決勝に向けてのプログラムをたくさん消化できた。そして、トップ・タイムをマークできた。チームメイトたちと一緒に走るのは楽しい。アンドレッティ・オートスポートの強みは、5台もの速いマシンがあることで、常に集団を作っての決勝をシミュレートしながらの走行ができるところだ。まだ月曜日だというのに、とても多くのやるべき仕事をこなせた。とてもいい気分だ」とハンター-レイは語った。
昨日Tカーで走行したチップ・ガナッシの4人は、今日はプライマリーカーで走行
3番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)の223.635mphで、4番手はジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)の223.611mph。そして、5番手はファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)の223.395mphだった。
パワーと意見交換するモントーヤ。ペンスキーも順調にプログラムをこなしている。 Photo:INDYCAR (Jim Haines) クリックして拡大 |
もうひとつの強豪、チップ・ガナッシ・レーシングは、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が223.119mphで8番手、トニー・カナーン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が222.635mphで11番手だった。カナーンは今日の最多となる131周を走った。
サテライト・チームで走るライアン・ブリスコー(NTTデータ・チップ・ガナッシ・レーシング)は222.132mphで12番手、同チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)は17周しかせず、ベストが218.229mphで今日の最下位の30番手だった。ドレイヤー&レインボールド-キングダム・レーシングからエントリーしているガナッシの育成ドライバー、セイジ・カラムは220.543mphで23番手だった。
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