2014年5月16日金曜日

2014 INDYCAR ニュース 第98回インディー500 5月15日:ジェイムズ・ヒンチクリフの復帰にゴー・サイン

記者会見に臨んだヒンチクリフ。走行はプラクティス6からになる模様 Photo:INDYCAR (Chris Jones)
 「ヴィソにも深く感謝している
早くコースに出てスピードを出せるようになりたい」
 ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)は今日もインディーカーのドクター、マイケル・オリンジャーによる診察を受けた。脳震盪後のインパクト(ImPACT)テストと呼ばれるものを無事にパスしたヒンチに、インディーカーはドライブする許可を与えた。

 「また27号車を走らせることができる。とても嬉しい。日数的には短かったが、みんながプラクティスを重ねているのを見ながらだったのでとても長い時間と感じていた。もちろん、健康な体に完全に復帰することが一番に考えていた。こうしてレーシングカーにまた乗れるのも、インディーカーのセイフティー・チーム、メディカル・スタッフ、インディアナ大学のスタッフたちの看護のおかげだと感謝している。そして、EJ・ヴィソにも深く感謝している。マシンは速そうだし、早くコースに出て、スピードを出せるようになりたい」とヒンチはコメントを発表した。
 ヒンチが脳震盪を起こしたのは、グラン・プリ・オブ・インディアナポリスのレース中だった。5月10日のことだ。それが今日、5月15日には走行許可が出た。インディーカーは脳震盪という症状が出た場合、1週間はドライブさせないこととして来ていた。今回、それらの前例より明確に短い期間でドライヴ許可が降りたのには、ヒンチの受けたダメージが小さなものだったのか、彼が驚くべき回復力を見せたからだったという。
以上

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