ペンゾイルカラーでインディー500に臨むカストロネヴェス Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
グラン・プリ・オヴ・インディアナポリスの決勝が終わった翌日、インディー500に向けたプラクティスが始まった。このスケジュールって本当に良いものなのかどうか……。正午にコースはオープンになると、最初にピットから飛び出して行ったのはエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)だった。今年のインディー用スペシャル・カラーリング、ペンゾイルの黄色いマシンをコースに初お目見えさせたのだ。チーム・ペンスキーのマシンがコース一番乗りを果たすのは、これで5年連続。エリオにとっては昨年に続く2年連続となった。地元テレビが夜のニュースでバッチリ放映するし、そこそこの宣伝効果が得られるといったところだろう。そして、その後に走り出したのは、昨日のレースに出場していない面々ばかりだった。ルーキー・オリエンテーションン・プログラムをまだ終えていないセイジ・カラム(ドレイヤー&レインボールド-キングダム・レーシング)とか、久々にインディー500に挑戦するジャック・ヴィルヌーヴ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)など。
ペンスキー勢が初日のラップタイムトップ3を独占
心配された雨も降らず、午後6時まで走行は続けられ、今日の最速スピード=平均時速223.057mphはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が記録した。
2番手はファン・パブロ・モントーヤで、3番手はエリオ。ペンスキーがイキナリノ1-2-3だった。モントーヤとエリオは222マイル台だった。
4番手はインディーにスポット参戦するJR・ヒルデブランド(エド・カーペンター・レーシング)で、5番目がホンダ勢最速となるライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の222.134mphだった。
昨日のレース中に脳震盪を起こしたジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)は、今日はまだドライビングの許可が降りていない(予選までに降りるかさえも不明=通常は、脳震盪の後は1週間走れないルールだからだ)。このマシンにEJ・ヴィソが搭乗し、初日にしてハンター-レイに次ぐ6番手につけた。
結局、今日走ったのは23台、22人のドライバー。エド・カーペンターは自分のマシンだけでなく、ヒルデブランドのマシンにも5周だけだが搭乗した。
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