順調にROPをクリアしたカート・ブッシュ Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
インディ500公式プラクティス出走権を確保
第98回インディー500がいよいよ始まった。同イベントならで はのルーキー・オリエンテーション・プログラム(ROP)によってだ。4月29日、伝統ある2.5マイル・オーバルをカート・ブッシュ(アンドレッティ・ オートスポート)とジャック・ビルヌーブ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が走行し、今年のレースに向けた公式プラクティスへの出走権を手 に入れた。
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「全開で走れるようになるまで時間がかかった」とヴィルヌーブ
「チームとの仕事に慣れることができた。もう本気モードで用意されたプログラムをこなして行くのみだ」とストックカー・レースが本業のブッシュは語り、1995年以来のインディーとなるビルヌーブは、「走り出してすぐは、“速いなっ!”て感じたけれど、まだスピードは180mphしか出ていなかった。慣れるのには結構時間がかかったね。それでも190mphに到達して10周もするとリズムに乗れて来て、全開で走れるようになったらずっと楽になった。脳と視界がスピードに慣れる必要があったということなんだろうね」と話していた。
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セイジ・カラムも5月5日にROPに参加予定
このテストには参加しなかったが、昨年度インディーライツ・チャンピオンのセイジ・カラム(アメリカ)が今年のインディー500にチャレンジすることが決まった。まだ19歳の彼はチップ・ガナッシ・レーシングと複数年契約を結び、彼らの若手育成プログラムに加わることとなった。そして、休業中だったドレイヤー&レインボールド・レーシングとガナッシが作るジョイント・チームから今年のインディー500にエントリーすることとなった。彼はグランプリ・オブ・インディアナポリス終了翌日の5月5日にROPを受ける予定だ。カラムのマシンのスポンサーは未発表。
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