Photo:Naoki Shigenobu クリックして拡大 |
中盤以降はセッティングを戻し、順位を挽回していくことができました」
「スタートはスムーズに切れました。マシンがなかなか良いセットアップになっていると感じられました。最初のピットストップを行う前までに30周で12番手にまでポジションを上げることができました。その後も私たちはピットストップでセッティングを変更しました。トラフィック内でのハンドリングを良くするためでした。しかし、ちょっと欲張り過ぎだったらしく、調整のし過ぎになってしまい、マシンは希望していたのとは逆の大オーバーステアになってしまったんです。
そこからの2スティントは苦しく、また順位が下がってしまいました。それでも、レースが折り返し点を越えた後になって、私たちはマシンをスタート時とほぼ同じセッティングに戻すこととにし、その後からは順位を挽回して行くことができました。
マシンにスピードが戻って来て、私たちはまたトップ12に返り咲きました。非常に残念だったのは、スコット・ディクソンのアクシデントで飛び散ったマシンの破片、カーボンファイバー製の大きなピースが私たちのマシンに刺さってしまったことでした。右サイドポッドの下側に突き刺さり、リスタートでは5番手まで順位を上げたのですが、その破片によってダウンフォースは大幅に減少してコーナーでのスピードがダウン。ストレートは2mph以上遅くなっていましたから、1周につき1台か2台に抜かれてしまいました。
赤旗の後のリスタートの直前、ピットインして破片の除去と穴の補修、タイヤ交換を行ったんですが、私がターン3に到達したころにグリーンフラッグが振られてしまったので、順位をまた上げて行くことはできませんでした。結果は19位。レースを通してミス無くピット作業を繰り返してくれたクルーたちのためにも、もっと上位でフィニッシュしたかった。それでも、今日のレースで私たちは力強い戦いぶりを見せることができました。チームとして自信を掴めたとも思います。また大きな勉強をし、価値ある経験を積むことができました。
以上
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