Photo:INDYCAR (Chris Owens) |
「自分たちの絶対的なスピードとしては狙っていたところに行けました」
Jack Amano(以下――):1回目のアタック、いかがでしたか?
佐藤琢磨:ウーン、自分たちの絶対的なスピードとしては狙ってたところに行けたと思います。だけど相対的に、周りとのスピードで比べるともうちょっと伸ばしたかった。もうちょっと伸びてもいいかなって期待感がスタート前にはありましたね。
――アタック順は遅かったのですが、そんなにコンディションが悪くなったりはしていませんでしたね?
佐藤琢磨:そうでしたね。比較的安定していて、多少雲がかかって、太陽が顔を出したか、影になったかっていうぐらいで、大きく気温も風向きも変わらなかった。僕の前にも後にも速いスピードを出しているチームもあったので、非常に安定したコンディションだったと思います。
「もう一度アタックする可能性はあるとおもいます」
――アタック4周は、もうちょっとインプルーヴできた部分があったと走行直後に話していましたが、セッティングを変更してもう一度アタックをっていう感じですか?
佐藤琢磨:そうですね。可能性はあると思います。ラップタイム自体は非常に安定していたんですけど、ハンドリングのバランスが結構大きく動いて、1周目と4周目では真逆っていうぐらいに動きました。それはあまり好きじゃない部分でした。その部分をひとつにまとめれば、多少スピードは上がると思います。どれぐらい上がるかっていうのは、データを見て計算してからじゃないと……。230mphオーバーっていうのは残念ながら、ちょっと今は見えてないけれど、229mph台には載せたいなって個人的には思ってます。
――今のアタックだと少しずつラップ・タイムが下がって行ってましたが、ツールを使ってのアジャストも行なって……ということですか?
佐藤琢磨:1周目から色々と動かして行きました。最後の方はリヤがスライドを始めちゃったので、その分食われてスピードが伸び悩んだところはありました。
――今の感じだと、もう1回行くって感じに聞こえますが?
佐藤琢磨:そうですね。早めに何をどうすればっていうのが見つかれば、列に並ぶ可能性はあると思います。最後の最後まで待たなくても、今日はずっと気温も低いままだと思うし。行けるところまで行きます。
以上
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