この週末好調のニューガーデンがウォームアップでトップに Photo:INDYCAR (John Cote) |
決勝日、30分間のファイナル・プラクティスが15℃の涼しさの中で行われた。路面はもちろんドライ・コンディション。路面の温度も今日は低めで、セッション終了時でも22℃だった。昨日の午前中のプラクティスでは26度、午後の予選では46度だったが……。
最速タイムを出したのはジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)。タイムは1分8秒3447だった。2番手はセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)の1分8秒7762。そして、3番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の1分8秒9968だった。ニューガーデンは予選4位、ブルデイは予選3位、ハンター-レイはポール・ポジション。予選上位のドライバーたちがファイナルプラクティスでも上位に並んだのだが、彼らはレッド・タイヤ装着だった。
ハンター-レイはセッション中盤からレッドでの連続周回を行っていた。今年のストリート用タイヤはブラックもレッドも新しくされ、まだ1レースしか戦っていないため、どのチームもデータが不十分。ファイナル・プラクティスでレッドを履き、彼らはその耐久性とラップ・タイムの落ち具合を確認したのだ。昨日の予選で使った上に、更に連続周回をこなせば、そのセットはレースで使うことができないだろうが、1セットを犠牲にする価値をそこに見出したということだ。
佐藤琢磨、ブラクで12番手につける
ブラックでの最速はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。1分9秒3560で4番手だった。以下、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が1分9秒4165で5番手。ルーキーのミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が1分9秒4628で6番手だった。
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は1分9秒7161をブラック・タイヤで出し、12番手につけた。セッティングを変更してマシン・バランスもグリップも向上したようだ。
パワーも琢磨も、予選のQ1で敗退したため、レッドは今日供給される1セットを加えて新品が2セットある。そのアドバンテージをフルに活用して上位を目指す戦いを彼らは行わねばならない。
以上
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