Photo:INDYCAR (Chris Owens) |
4月26日 Day2 予選
1分09秒1451 第1ラウンド クループ2 7位敗退 6周走行
「僕らはなにかが足りてない……」
Jack Amano(以下――):プラクティス3でマシン作りは上向きになったように見えてましたが?
佐藤琢磨:はい。確かに上向きでした。しかし、結局レースって相対的なものなので、他がもっと上向いたってことですよね。予選に向けての伸びしろが僕らとしてはあんまり大きくなかったと。その原因がどこにあるのかっていうのを今、エンジニアたちと調べてますけれども、いずれにしても何かが僕らは足りてない。
――予選はレッドタイヤ使用となりましたが、レッドでタイムを出すことに苦労をしていた。はしっていてどんな感じだったんでしょう?
佐藤琢磨:純粋にグリップ感がなかったんです。タイヤが路面を掴まないで、滑ってしまう。だから、単純にバランスが悪いとか、アンダーステアやオーバーステアが強いっていう問題だけではなかった。バランスのところは相当細かく昨日も色々と勉強をして、新しいセットアップを施して、昨日から今日にかけてクルマは見違えるように良くなりましたね。それはラップタイムにも順位にも反映されていて、今日の朝の9番手、トップからコンマ4秒落ちっていうのは、昨日から見ると大きな進歩だったと思います。ただ、そこから予選に向けてもう一段上げたいっていう時に、去年はそれをうまくできたんですけど、同じようなやり方で今年はうまく行かなかった。それは路面温度が本当に高くなって、レッドタイヤを使っても今朝のラップタイムよりも1秒以上も遅かったんですよね。去年の予選での僕らは1分7秒台でした。今年はそれより2秒も遅いんですよ、自分のベストと比べると。去年の僕らは1分7秒0をQ1で出してましたから。今日は1分9秒1しか出なかった。2秒も違うと、もう本当にクルマの反応が全然違って来る。もちろん1分8秒台に入れたかったんですけど、特にミスがあったわけでもないし、純粋にクルマのグリップ感がなかったですね。
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