2014年3月27日木曜日

2014 ジャック・アマノのインディーな1日:3月25日 開幕前、歴史を感じる街を探訪

ゾアーの町のホテル。現在は残念ながら休業中 Photo: Masahiko Amano
1820年代がそのまま残る街、ゾアー
 開幕前の数日間を過ごしているオハイオ州で、ゾアーという村に行って来た。1820年代とかに建てられた家がたくさん残っている小さな村だ。ドイツ系の移民が興したゾアーがあるのは、緩やかに地形のうねる中西部らしいエリアで、クリーブランドから南に70~80マイルぐらいのところだ。
町の入り口の看板。消火栓も年代物 Photo:Masahiko Amano
  村としては歴史を守ろうと奮闘をしてるらしいが、州からたっぷり予算が割り当てられてるワケでもないらしい。それでも、村として細々とながら、建物や村全体の保護をしようと奮闘しているという話だった。
ゾアーに残る一番古い建物。1817年建立の民家 Photo:Masahiko Amano
 200年も前の民家には、今も人が住んでいる。その家を建てた子孫が今も住み続けているのかは知らないが……。
 今回は寒々とした天気だったが、それでも充分に魅力的だったゾアー。次は芝生が青々として、色んな花も咲き誇る季節に来たい。

レストランの内部。床や壁にはオリジナルのレンガや木材が使われているという話。カウンターのところには運河を行き来していたボートの模型も Photo:Masahiko Amano

 運河沿いのレストランでランチというか、ディナーというか……を食べた。午後の3時過ぎに。1830年代にレストランとして建てられ、後年拡張されながらホテルとしても使われるようになったという2階建ては、外観は結構地味で、そう魅力的に映らなかった。ところが、インテリアは大変気に入った。オリジナルのレンガや床板も大事に使ったレストアがうまく行っていて、石造りの地下室もゴージャスだった。ドイツ料理をベースとした食事もおいしかったので、夏になったら違ったメニューを食べに、また来たい。



ドーム状の地下室はレンガ作り。ワインセラーとしても使われている Photo:Masahiko Amano
  今日は火曜日。朝起きたら、またも気温は氷点下。午後には摂氏7度とかまで暖かくなった……と思ったらドワーッと雪が降り出し、一面真っ白に。4月はもうすぐそこだってのに……。

火曜日、午後4時過ぎに突然の雪。あっという間に辺りが真っ白に。あと1週間で4月になるっていうのに…… Photo:Masahiko Amano
 今年のアメリカ東部は、近年稀に見る厳しい冬になってるそうです。フロリダに飛んでくまで、あと2日。
以上

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