前戦からの好調を維持するかのようにパワーはプラクティスでトップタイムをマーク | photo:INDYCAR(Richard Dowdy) |
フォンタナでのプラクティス1回目、トップ・タイムはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の32.5955=平均速度220.889mphだった。このセッションでパワーは39周を走ったが、ベストが記録されたのは4周目だった。
2番手はトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)の32.7575秒=219.889mph、3番手はジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)の32.8049秒0=219.479mphと続いた。TKのベストは36周した中の3ラップ目で、ヒンチのベストも38周のうちの3周目だった。
4番手はAJ・アルメンディンガー(チーム・ペンスキー)、5番手はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)で、ここまでは全部シボレー・ユーザー。ホンダ勢のトップは6番手につけたスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)だった。タイムは32.9597秒。平均時速は218.495mphだった。トップ10に8台を食い込ませ、シボレーが優位を示していた。
佐藤琢磨、37周目にターン4アウト側ウォールにヒット
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は37周目のターン4でクラッシュした。その時点までのベストラップは7周目の33秒1528=217.176mphで、25台中の14番手となった。長い時間をかけてリヤサスペンションのセッティング変更を行ってコースに復帰した琢磨は、まだ完全にスピードに乗せ切る前にターン4でグリップを失いスピン、アウト側ウォールにヒットし、コース内側の芝生のエリアにストップした。
フォイト・チームはガレージに戻されたマシンをチェックし、タブにダメージが無い事を確認、修理に取りかかった。しかし、琢磨は予選に出走せず、夕方のファイナル・プラクティスから走り始めることとなる可能性が高い。
このセッションにはもう1台のアクシデントがあった。スポット参戦のピッパ・マン(デイル・コイン・レーシング)が僅か8周目にしてクラッシュした。
以上
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