8ターンを通過する佐藤琢磨 Photo:INDYCAR (Chris Owens) |
テキサス州ヒューストン
M.D.アンダーソン・キャンサーセンター・レースウェイ・アット・リライアントパーク
1周=1.683mile×90周(153mile)
10月4日 Day1 プラクティス2 1分05秒9496 14位 15周走行
「シケインは限界を探りながら走りました」
Jack Amano(以下――):プラクティス2は路面が随分と良くなってきた感じでしたか?
佐藤琢磨:大分グリップしてくるようになりましたね。
――クルマの方はどうですか?
佐藤琢磨:クルマもピットに入ってセッティングを進める度に良くなっています。ただまぁ、セッティングを大きく振ってはいなくて、サーキットに対する慣熟と、トラックコンディションのレベルアップに伴ってラップタイムしているという感じです。
――相変わらずシケインの部分ではそんなにプッシュせず、ですか?
佐藤琢磨:うん、そこそこに。もちろん、予選のようなアタックはしないけれど、そこそこにはプッシュして、限界を探りながら走ってます。でも、すごく良いセッションにできていたと思います。
「いきなりシケインなしになりますけど、やるしかないですね」
――明日のシケインなしになっての予選、好タイムが期待できそうですね?
佐藤琢磨:やっぱりここで経験のある人たちがみんな前に来ているから、明日いきなりシケインなしになりますけど、まぁ厳しいですよね。でも、やるしかないですよね。その他のところはそこそこ良いので……。このセッションの最後、ニュータイヤを履いたんだけどトラフィックがすごくて、最終セクターであるターン7、8、9が確認できなかった。すごくハイスピードで、コースの中でもすごく大事なところなので、そこがちょっと残念でした。でも、クルマは良い方向に向かっているので、今あるデータを使って仕上げたいと思います。
――ダイナミックなコースですね?
佐藤琢磨:まっすぐのところがないからね。ずっと曲がってる。バックストレートって言ったってターン5からずーっと曲がってるでしょう? その後も2秒だけまっすぐ、次も2秒まっすぐ、ここのシケインがなくなると4秒とかの間だけまっすぐ……だけですから。相当厳しいコースです。
――スピードも高い。
佐藤琢磨:ホントに速いです。それで、ストリートと言ってもここはコンクリートの路面で削ってあるので、トロントなどとは違って滑ってしまうってことがないんですよね。かなり速いトラックです。
――シケインなしとなる明日の予選、頑張ってください。
佐藤琢磨:はい、わかりました。頑張ります。
以上
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