Photo:INDYCAR (John Cote) |
Jack Amano(以下――):非常に難しい状況になっている今週のレースですが、シケインを設定しての走行というのはどうだったのでしょうか?
佐藤琢磨:このシケインは今日を回避するためだけのものなので、攻めて走る必要はまったくないということで、まったく安全に行っています。ブレーキを踏んですぐにコーナリングしなくてはいけないし、前が見えないので攻める必要はないと思います。
――特設シケインではかなりスピードが落ちていますが、コースの他の部分の情報収集はどのぐらい可能なものでしょう?
佐藤琢磨:それは問題ないですよ。ターン1のエントリー以外で得られるデータはすべて有効になります。
「今日はこのまま第2セッションもシケイン有りで走って、明日はいきなりオープンになります」
――問題となったターン1以外の路面は、バンピーさとかはどうなっているんでしょう?
佐藤琢磨:ものすごいバンピーですよ。ものすごいバンピーだし、滑り易いし、狭いし、結構スピードが速い。その上、このセッションは赤旗、赤旗で全然ピットイン、ピットアウトを繰り返していましたから、状況としてはタフですね。
――今日、もう1セッションを同じシケインありで走るということですが?
佐藤琢磨:そうですね。今日はもうこのまま行って、今晩路面を削って、明日の予選はいきなりシケインのところもオープンになります。
――いきなり高速になるというのは、かなり難しそうですね。
佐藤琢磨:はい。ちょっと難しいです。特に僕はこのコースを走ったことがないので。ターン1、2へのアプローチはかなり難しくなると思います。
以上
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