2013年10月19日土曜日

2013 INDYCARレポート 第19戦フォンタナ Day1 予選:ポールポジションはウィル・パワー!佐藤琢磨は予選予選出走せず

空気を読まない?速さでウィル・パワーがポールポジション獲得 Photo:INDYCAR (Chris Jones)

MAV TV500
オートクラブ・スピードウェイ
カリフォルニア州フォンタナ

Day1 予選
天候:快晴
気温:30℃


カストロネベスがトップに立ち、ポールポジションに片手をかけたが……
 フォンタナのスターティング・グリッドはインディー500と同じく3台1列。予選は2周連続のスピードで競われた。
 最初のアタッカー、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が217.932mph平均を出し、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が217.958mphでこれを上回ってトップに立った。
 9番目にコース・インしたのはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)。彼はアタック1周目に220mph台を出し、2周平均を219.677mph平均でトップに立った。ポール・ポジション争いのハードルが一気に引き上げられたのだ。

Photo:INDYCAR(Richard Dowdy)

チームメイトを押しのけてパワーがトップタイムを更新!

 15番目にアタックしたAJ・アルメンディンガー(チーム・ペンスキー)は218.894mph平均で2番手に。そして、朝のプラクティスで最速だったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が17番目に走り出すと、彼は220.775mph平均をマーク。チームメイトを押しのけてトップに躍り出た。
 このまま上位のポジションに動きはなく、チーム・ペンスキーの3台によるフロント・ロウ独占が達成された。
 

 予選4位はセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)。シボレーはトップ4をスウィープした。ホンダ勢のトップはチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)の5番手で、6番手はジェイムズ・ジェイクス(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、ポイント・リーダーのスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)は7番手。そして、ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)が予選10位と、ホンダ・エンジン・ユーザー4人がトップ10入りを果たした。
 ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)はアタックを行うためにピットを離れたところでストップし、計測なし。朝のプラクティスでアクシデントを起こしたピッパ・マン(デイル・コイン・レーシング)と佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は予選アタックを行わなかった。
 パワーは速く走り過ぎた。ポール・ポジションのボーナス・ポイント=1点をチームメイトのカストロネベスから奪い取ったのだ。チーム・ペンスキーはタイトルを獲る気があるのか?
以上

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