2013年10月7日月曜日

2013 INDYCARレポート 第18戦ヒューストン Race Day:レース2の予選は雨のためキャンセルに

ディクソンはダブルヘッダー2戦目をポールポジションからスタートすることに Photo:INDYCAR (Chris Owens)
決勝グリッドは昨日の第17戦までのエントラントポイント順に
 テキサス州ヒューストンの土曜日は前日までとは打って変わって曇り空だった。インディーカーの予選は8時45分開始の予定だったが、その直前に雨が降り始めた。
 雨は短時間だが強く降り、コース上に多くの水たまりができたため、9時20分、インディーカーは予選開催を断念した。そして、レース2のスターティング・グリッドは昨日開催されたシリーズ第17戦までのエントラント・ポイントによって決められることになった。

したがってポールポジションはディクソンに!
佐藤琢磨は16番手スタート


 ドライバーズ・ポイントではなくエントラント・ポイントを採用したため、ポールポジションはドライバー・ポイントでトップにいるエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)のものとはならない。ドライバー・ポイント2位だが、エントラント・ポイントでトップの9号車がポール。つまりは昨日のレースのウィナー、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)を先頭にしたスタートが切られる。カストロネベスのチームは、テキサスでのレースで優勝した後にマシンが車検を通らず、エントラント・ポイントを15点剥奪されたため、エントラント・ランキングは2番手なのだ。昨日18番手と苦戦した彼らにとっては、予選ナシで2番手グリッドからスタートできるのは朗報と言えるかもしれない。
 3番グリッドはシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)で、4番グリッドはマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)。5番グリッドはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)で、6番グリッドはジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)のものとなる。佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は16番グリッドからのスタートになる。
 「予選をやりたかった。今週のエリオは苦戦をしているようなので、予選をやれば差がついたかもしれないので。しかし、コース上の水たまりは酷く、予選はキャンセルされることに決まった。クリーンなスタートを切ってレースを戦いたい」とディクソンは語った。

以上

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