2013年8月3日土曜日

2013 INDYCARレポート 第14戦 ミド-オハイオ Day1 : ドライバーコメント


プラクティス2回目を終えて

ウィル・パワー(トップ・タイム)
マシンをまとめ上げるのが難しい。それでも自分たちは状況を正しく理解し始めていると思う。方向性は合っていると確信している。ベストのラップはセッション終盤に出せた。幾つかミスのあったセッションだったが、自分たちはセッティングの方向性を狭めて行くことができた。ここでは是非ともポールポジションが欲しい。そして勝つチャンスを掴みたい。明日もハードワークを続ける。今シーズンは本当に競争が激しく、まだ本当のトップに立てたことがないと感じている。このオフは自分にとっては良かった。いろいろと考えることができる時間とできた。

スコット・ディクソン:2番手
ミド-オハイオでは一度しかポール・スタートをしたことがない。去年は確か5番手スタートで、一昨年は6番手スタートだったと記憶している(どちらのレースでも勝利)。オーバーテイクの難しいコースであることは間違いない。今年のこれまでのストリートのようなコースではないということだ。伝統的アメリカン・ロード・コースでのレースはとても難しい。しかし、そうしたコースでのレースで自分たちは強さを発揮してきている。その理由はキャンプして、楽しんで、という僕らのスタイルにあると思う。

ライアン・ハンター-レイ:3番手
とても成果の多い1日だった。今日のコースはグリップが全体的に下がっていた。みんなそう感じていたと思う。つまり条件はみんな同じだったワケだが、コンディションを見極め、タイムを上位に保つためにはエンジニアリング面でアレコレと試さねばならなかった。アンドレッティ・オートスポートは全員が競争力のあるマシンを手にできていると思う。予選、そして決勝に向けてさらにマシンをして行くだけだ。今日の我々はマシンを上位に保つことができていたので、そこから明日また仕事を続ける。

ダリオ・フランキッティ:4番手
正直なところ、今日は悪い1日ではなかった。水曜日のオープン・テストからマシンのフィーリングは良かった。小さな変更を少し施し、今年まだトライできていなかった異なるセットアップを試した。その成果もあり、とてもハッピーだ。明日に向けてはまた小さな変更を施す必要がある。しかし、全体的に見て、今日はポジティブな1日とできていた。チームが素晴らしい仕事をしてくれている。

シモン・パジェノー
信じられないほどドライバー間のタイムが接近している。ミド-オハイオは難しいコースだが、僕らはマシンのセッティングを良くすることができている。予選で最高の力を発揮するために準備を整えなくてはならない。そして、予選と同じようにレースでも力強く戦いたい。このコースを走るのが僕は大好きだ。それだけに、決勝レースがどんな戦いになるのか今から楽しいだ。

佐藤琢磨
厳しい1日になりました。朝のプラクティスでギヤボックスからオイルが漏れ、午後は違うトラブルがギヤボックスに発生しました。オイルの温度が上昇してしまうために3周続けて走ることができませんでした。アウトラップと1周をしたらピッとに入ってマシンを休ませていました。そんな状態ではタイヤも十分な温度まで暖まりませんが、それでも何とか自分たちはマシンのセッティングを向上させることができたと思います。明日に向けては、また大きくセッティングを変えて行くことになるかもしれません。

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