2013年8月31日土曜日

2013 INDYCARレポート 第16戦ボルティモア Day1 プラクティス2 :最速はトゥリスタン・ボーティエ!佐藤琢磨は8番手

プラクティス2でトップに浮上したボーティエ Photo:INDYCAR(Chris Jones)

天候:快晴
気温:31~32℃

トップ3はボーティエ、レイホール、ニューガーデン
ホンダドライバーがトップ5を独占
 

 午前中より暑くなったが、蒸し暑さのレベルは上がらないコンディションで午後2時半からのプラクティス2は行われた。この45分間のセッションでトップタイムを記録したのはルーキーのトゥリスタン・ボーティエ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)。タイムはプラクティス1のトップ・タイムより1.348秒も速い1分19秒4792だった。彼はこのラップを15周をこなしたうちの11周目に記録した。
 2番手は午前中も4番手と速かったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。ボーティエとの差は0.0838秒という小ささ。そして、3番手にはジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)が1分19秒6662=トップと0.1870秒差でつけた。


シケインの限界チェック!? Photo:INDYCAR (John Cote) クリックして拡大

 4番手はスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)、5番手はシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)で、8番手が佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)、そして10番手がダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)と、走行初日の2セッション目はホンダ・ドライバーがトップ5を独占した上に、7人がトップ10入りしていた。

パワー、勢い余ってタイヤバリアにクラッシュ 

 シボレー勢のトップはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の6番手。ベストは1分19秒8756でトップとの差は0.3964秒。彼は赤旗が解除されたプラクティス終了間際、アグレッシブに行き過ぎてターンのタイヤ・バリアに突っ込み、セッションを終えた。
 シボレーの2番手はトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)。午前中の19番手から一気に7番手までポジションを上げて来た。そして9番手は、エンジニアをベテランのトム・ブラウンに換えたトロントからスピードを見せているセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)だった。
 午前中に2番手だったEJ・ビソ(アンドレッティ・オートスポート)は15番手のタイムしか出せず、同じく3番手だったオリオール・セルビア(パンサー・レーシング)も、午後はインディーカー2戦目のルカ・フィリッピ(ブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)の後ろの12番手と午後は振るわなかった。
 

不気味なカストロネベスとハンター-レイ

 投入タイヤ・セット数の差もあるからか、ポイント・リーダーのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)は午前中が12番手だったが、午後も13番手と振るわなかった。また、ポイント3位のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)も午前中13番手、午後16番手とそれよりさらに後方の順位を記録するにとどまっている。
以上

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