Photo:INDYCAR (Chris Jonnes) |
8月24日 Day2 予選
天候:快晴
気温:24~25℃
佐藤琢磨、第1セグメントのラストに泣く
午後2時半、昨日のプラクティス2終盤とほぼ同じトラックコンディションで予選は始まった。
第1セグメントの第1グループはパワーが1分18秒0033でトップ。2番手はシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)で、3番手はジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)だった。そして、ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が4、5番手。ポイント・リーダーのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)はギリギリの6番手で第2セグメントに進んだ。
プラクティス1から思うようにスピード・アップができていない佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、ヒンチクリフが計測最終ラップで7番手から4番手へとジャンプしたことで7番手に押し下げられ、第2セグメント進出を逃した。
第1セグメントの第2グループではダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が1分17秒4874という好タイムでトップだった。2番手はスコット・ディクソン、3番手はチャーリー・キンボールとガナッシ勢がトップ3を占めた。4番手はハンター-レイで、5番手はセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)。6番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)だった。昨年度ソノマ・ウィナーのライアン・ブリスコー(パンサー・レーシング)は、意外や第1セグメントで姿を消した。
第2セグメントはパワーがトップに
第2セグメントはパワーが1分17秒5474のベストでトップ。ディクソン、フランキッティが2、3番手に続き、キンボールも4番手と奮闘。ハンター-レイは5番手で、カストロネベスは第1セグメントnに続いて最後尾6番手でファイナル進出を果たした。今年の彼が見せてきているしぶとさがソノマでも発揮された。
ファスト6は、結局チップ・ガナッシのワンツーに
予選ファイナルではフランキッティが1分17秒5271を出し、ポールポジション獲得を果たした。2位はディクソン、3位はパワーとなった。
フランキッティは第1、第2セグメントを1セットをレッドで走り、ファイナルにフレッシュ・レッドを残していた。第14戦ミッド・オハイオでハンター-レイが使ったのと同じ作戦だ。ディクソンはそれを知っていたので2位でも満足顔。逆にパワーは2戦続けてポールを逃して憮然とした表情だった。彼はソノマでの4年連続ポールも逃したことになる。
ポイント3位のハンター-レイはしぶとく予選4位につけた。ポイント・リーダーのカストロネベス予選5位。ファイナル前にレッドを使い果たしたキンボールはファイナルでは最下位だったが、3シーズン目の彼の進歩には目覚しいものがある。
以上
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