(AJ・フォイト・エンタープライゼスのプレスリリースより)
ソノマ・レースウェイについて
「シリーズで最もダイナミック、かつチャレンジングなロードコースです。トリッキーな面もあるんですが、僕は1ラップの中での大きな高低差、そして超高速のコーナー群を楽しんでいます」
「大半の高速コーナーには高低差が備えられているため、マシンは常に不安定な状況に置かれます。コントロールラインから走り出し、コースが初めて平坦になるのは、ターン7なんです。コースのほとんどにアップ&ダウンがあり、マシンの挙動がコーナー真ん中のエイペックスで変化するんです。そこがドライバーである我々にとってはチャレンジングですね」
「また、ソノマのコースは砂などが路面に出てくるため、概してグリップが低いんです。その上に、幾つかの部分は舗装の違いからか更にグリップが低く、トラクションを確保するのが難しいんです」
レースで鍵となるセットアップ
「エンジニアにとってもソノマはトリッキーなコースです。路面のグリップが低いのに加えて、三つの超低速コーナーがありますから、高いメカニカルグリップが必要。しかし、残りのコーナーの多くは高速タイプであるため、空力セッティングも非常に重要となってきます。マシンの安定を保てないコースであるため、セットアップのバランスを良いものに仕上げるのがとても難しいですね」
8月13日に行ったプライベート・テストの成果
「とても収穫の多い1日でした。数多くのテスト項目をこなし、良い点も悪い点も発見できました。一般的に言って、似たような効果を得るためにいくつかの道、異なるセットアップが存在するのですが、それらが通用するかしないかというのは、コースによって違ってきます。他のコースで効果を発揮するセットアップがソノマでは使えないという意味です。今回のテストでは、そういった観点から多くを学べましたね。レース直前の水曜に行われるオープンテストで、さらに仕事を進めることができるのを楽しみにしています」
オープンテスト前にサーキットのあるエリアでしたこと
「家族とソノマで少し過ごし、その後にはラスべガスに行き、さらにはヨセミテ国立公園に足を伸ばしました。べガスはいつも何か違ったものを発見する楽しさがありますが、今回はふたつのショーを楽しみました。ヨセミテ行きは僕ら家族にとって初めてでしたが、実にファンタスティックでした。美しい自然に包まれ、おおいにリラックスし、リフレッシュをすることができました」
@ソノマ 過去のパフォーマンス:AJ・フォイト・エンタープライゼスと佐藤琢磨
佐藤琢磨は3戦の出場経験アリ。ベスト・スタートはKVレーシング・テクノロジー時代の2011年の16位。ベスト・フィニッシュは2010年と2011年の18位(チームは同上)。
AJ・フォイト・エンタープライゼスは、これまでに8戦に出場。ベスト・スタートは2012年、マイク・コンウェイによる14位。ベスト・フィニッシュはジェフ・バックナムによる2005年の10位。
*チームのメイン・スポンサーであるABCサプライは、ソノマでのレース決勝日に400人以上のゲストを招待する予定。ABCがAJ・フォイト・エンタープライゼスの14号車のスポンサーとなって今年は9年目(2005年から)で、これまえに48,000人以上のゲストをインディカー・シリーズのレースでもてなして来ている。
以上
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