ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ
8月25日 Race Day ウォームアップ
天候:快晴
気温:21~22℃
好調ディクソン!ただ一人1分18秒台をマーク
週末の3日間で一番暑いコンディションとなっている決勝日、朝10時過ぎに30分間のウォームアップ・セッションは始まった。
珍しく赤旗による中断ナシだったセッション、トップタイムは予選2位、ポイントランキングも2位につけているスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が1分18秒9674のトップ・タイムをマークした。彼はこの最終プラクティスで17周をこなし、ロングランでのマシンセッティング、タイヤのデグレデーションなどを確認していた。ベストラップが記録されたのは11周目だったが、彼のこの1分18秒台のラップは飛び抜けた速さだった。2番手となったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)のベスト=1分19秒4041との間には0.4367秒もの差があった。
3番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)、4番手はトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)と、予選で不発だった二人がレースモードでスピードを見せた。マルコは予選11位、TKは予選16位から上位進出を目指す。
ポールシッターのダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)は5番手。トップだったチームメイトのディクソンとの間には1.1003秒もの差がある1分20秒0677が彼のベストだった。決勝ではディクソンが有利か?
ポイントリーダーのカストロネベスはトップ10に入れず
6番手以下に並んだのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー:予選3位)、チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング:予選6位)、セバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング:予選12位)、EJ・ビソ(アンドレッティ・オートスポート:予選15位)、ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング:予選7位)。ここまでがトップ10。
ポイント・リーダーのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)は1分20秒5072がベストで、トップとは1.7156秒差の16番手だった。5番グリッドからのスタートを切るエリオはレースでそのポジションを保ち切れるかが心配な状況となっている。
佐藤琢磨、マシンセッティングはまずまず
佐藤琢磨(AJ ・フォイト・エンタープライゼス)は12周を走行。5周目の1分20秒7140がベストで17番手だった。ユーズドタイヤでの連続走行がメイン・メニューだったが、昨日の予選でのものに調整を加えたマシンセッティングはまずまずであることが確認されたようだった。
参戦2レース目のルーキー、ジェイムズ・ダビソン(デイル・コイン・レーシング)はウォームアップを走らなかった。トラブルで走れなかったのではなく、予選21位だった彼らは残りシーズンの戦い方までを検討し、エンジン交換に踏み切った。すでにシーズン・リミットの5基を越える6基目を使用していた18号車は、そのエンジンも交換すべき走行距離が近づいていたため、フレッシュに交換し、今日の決勝レース、そして来週のボルティモアも戦う。
以上
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