Photo:INDYCAR(Bret Kelley) |
ポコノ・レースウェイ
ペンシルバニア州ロングポンド
全長2.5マイル(約4.023Km)×160周
7月6日 Day1 予選 8位 219.124mph(1周目:41秒0777 2周目:41秒0676)
「予選シュミュレーションが1回しかできない中で、
チームはホントにすごくいい仕事をしてくれました」
Jack Amano(以下――):219mph台が出ました。狙った数字が出せたって感じでしょうか?
佐藤琢磨:狙ったとこでしたね。素晴らしい。アレ以上は、風向きが変わらない限り速くはならないですよ、僕らは。
――朝より風が強いコンディションでしたね?
佐藤琢磨:そうですね。
――予選の満足度はかなり高い、ということですね?
佐藤琢磨:はい。もちろん、スピードに関してはあんまり満足度は高くないです。アンドレッティの2台が飛び抜けて速いのでね。それでも、ホンダ勢の中ではかなりの上位になれるだろうし、トップ10には食い込んで行けると思います。クォリファイング・シミュレーションが1回しかできなかったことを考えると、ホントにすごくいい仕事をチームがしてくれました。1コーナーと3コーナーでクルマのバランス、全然違うんです。レース・トリムでダウンフォースをつけている時はそこそこで、バランス・シフトもそんなにないんだけれど、予選用にダウンフォースを削り取ると、1コーナーは物すごいアンダーステアで、3コーナーはすごいオーバーステア。こんなに激しくアンチロールバーとウェイトジャッカーを1周の間に動かしたことってないです。インディアナポリスでは、もちろん風向きによって1ノッチぐらいずつ変えるんです。それが今日の場合、フロントとリヤで、1から10へと一気に逆転させるぐらいの感じでした。それぐらい違うんですよ、1コーナーと3コーナーは。結構勇気が要りましたけど、乗ったフィーリングはものすごく良かった。そういう意味での、僕らなりの満足度っていうのはとっても高いです。
以上
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