Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大 |
昨日は雨も降ったテキサス州ダラス、そしてフォート・ワース周辺だが、今日は朝から快晴。このエリア独特の蒸し暑いコンディションとなった。走り出しで気温は28℃もあり、路面温度も45℃という高さだった。
12時半から45分間行われたプラクティス1、最速ラップはマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の記録した24秒0330=平均時速217.950mphだった。ドラフティング効果もあってのものだが、去年のポールポジション・スピード=215.186mph(アレックス・タグリアーニ)はすでに上回っている。今年はインディー500と同じリヤウィング・パッケージが使われており、それもスピードアップに貢献している。
新スポンサーを得たカナーン、好調なスタート
2番手は今年のインディー500ウィナー=トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)の217.577mph。3番手は2011年のテキサス・レース2ウィナーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の216.938mphだった。
4番手には先週のデトロイト/レース2でキャリア・ベストとなる2位フィニッシュをしたばかりのジェイムズ・ジェイクス(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)=216.825mphで、5番手はシモーナ・デ・シルベストロ(KVレーシング・テクノロジー)= 216.728mphだった。
一昨年と去年の2年連続でポールポジションを獲得してきているタグリアーニ(ブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ-アガジェニアン)は7番手。
去年のウィナー、ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)は24台がエントリー
している中での24番手だった。14周を走ったがベストは188.339mph。マシン・セッティングの何かがおかしく、オーバーステアが大き過ぎたためにマシンはガレージへと運ばれた。
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)も状況はウィルソン&コインと似ていた。23周を走った後、プラクティス終了の20分前にマシンを降りたのだ。ギヤボックストラブルとハンドリングの不調で貴重な走行時間を失ったのだ。琢磨のベストは7周目の213.588mphdeで、18番手にランクされた。
パンサー・レーシングの4号車に初めて乗るオリオール・セルビアは20番手、インディー500に続く2レース目に出走するピッパ・マン(デイル・コイン・レーシング)は21番手だった。
2デイ・イベントのため、プラクティス1回だけで予選が行われる。
以上
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