“ターボ”のキャラクターとともに Photo:INDYCAR (John Cote)クリックして拡大 |
インディー500で勝利がすぐさま効力を発揮した。「フルシーズン戦えるかもハッキリしてなかった」と実情を吐露したのは正解だった。KVレーシング・テクノロジーの11号車、トニー・カナーンの乗るマシンに新しいスポンサーが現れた。スノコ・オイルと“ターボ”がテキサス以降の4戦で彼のマシンを彩ることが決定し、発表された。
デトロイトでの11号車のスポンサー=ヒッピノ・ドット・コムは、インディー500前から決定していた話。インディー500ウィナーの注目度は高く、彼らはかなりの得をしていた。インディー500までの5戦でメイン・スポンサーだったハイドロキシーカットにとっては少々同情したくなるような状況でもあった。
カナーン号はテキサス、アイオワ、ポコノ、そしてミッド・オハイオでスノコ/ターボ・カラーになる。オイルのスノコと、今夏の封切り予定のドリームワークス製作アニメーション映画=ターボがスポンサーになるのだ。今年のインディー500でタウンゼント・ベルのマシンについていたスポンサー・コンビだ。インディー500での優勝を夢見るカタツムリを物語とした映画だけに、その夢を今年叶えたカナーンにまさにピッタリのスポンサーだ。
2010年からインディーカーのオフィシャル燃料サプライヤーとなっているスノコ。彼らのインディーカーの歴史をひもとくと、1968年と随分昔にまで遡る。カリフォルニアのリバーサイドにあったロードコースでのレース、ペンスキー・レーシングのマシン(=ドライバーはマーク・ダナヒュー)がスノコのロゴをまとって走ったのがその最初だった。そして1972年、スノコ・マクラーレンはインディー500で優勝した。ペンスキー、ダナヒュー、スノコにとってのインディー500での初優勝だった。
「スノコとターボがスポンサーになってくれて感激だ。私の息子のレオも大喜びするに違いない」とカナーンは語っている。
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