エンジントラブルは発生したものの、マシンの仕上がり自体には手応え Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大 |
アイオワ・スピードウェイ
1周=0.894マイル(=約1.438㎞)×250周
Day1 プラクティス1 19位 18秒0014 65周走行
「そこそこいいクルマには仕上がって来ていると思います」
Jack Amano(以下――):65周、順調に進んでいるように見えてましたが?
佐藤琢磨:そうですね。コレはダメだっていって変更するのではなくて、元々のイニシャルのセットアップがそこそこ良かったので、そこから前進させるようなカタチでした。去年、14号車はレース途中でハンドリングが悪過ぎてリタイアっていう戦いになってたから、今年は大きくセッティングを変えてきたんだけども、それがいいところに着陸してたんで、そこそこいいクルマに仕上がってきていると思います。
――このセッションではレース用セッティングをやっていて、最後に予選シミュレーションを……といった感じのタイミングでトラブルが出たんですか?
佐藤琢磨:はい。そうでした。チェックランが終わって戻ってきて、すぐニュータイヤを履いて、ウィングを落として、予選シミュをやるつもりだったんだけど、できなかった。だから、自分たちのラップタイムは実力とは大分違っているとは思います。
「トップ6に入れればレースは楽ですが、それでも最終的に
トップ10に入っていればそんなに大きな問題はないと思います」
――2セット目のタイヤを使ってベストを出している人が結構いたようです。
佐藤琢磨:それでもトップの184mphはすごいな。今の自分たちから6mphのアップはちょっと見えてない。無理かもしれない。でも、181mphぐらいは余裕で行くんじゃないかな?
――今年は予選システムが少し変わって、シングルカー・アタックが行われることになりました。
佐藤琢磨:この方式の方がいいですね。
――トップ6を狙いたいところですね?
佐藤琢磨:はい。やっぱりトップ6に入れればレースも楽ですね。それでも、最終的にグリッドがトップ10に入っていればそんなに大きな問題はないと思います。
「今回はタイヤが意外に持ってくれているので
テキサス、ミルウォーキーほどペースは落ちないです」
――こことミルウォーキー、どこが違い、どこが似ていますか?
佐藤琢磨:ウーン、今走った感じだと、どうだろう、結構抜くのは相変わらず大変そうですね。ミルウォーキーにはミルウォーキーの難しさがあったけど、ここにもそれは同じようにあります。ただ、タイヤが今回は意外に持ってくれているので、そういう意味でタイヤが古くなってきて一気にペースが落ちるっていうのはテキサス、ミルウォーキーほどではないです。
――テキサスで使われたタイヤを右側に装着しているようですが、その効果が現れていると?
佐藤琢磨:そうですね。テキサスの固いタイヤを今回投入してきているんですよね? これだけ暑い中、ほぼ1スティント分をフルに走れましたよね。だからタイヤはいいんじゃないかな。
――暑さ……これは今回すごいものがありますが、ドライバーとして、どうですか?
佐藤琢磨:はい。暑いし、フィジカルなトラックだし、気をつけていきます。
以上
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