2013年6月24日月曜日

2013 INDYCAR レポート 第10戦アイオワ Race Day決勝:6人がエンジン交換 PPのカストロネベスもエンジン交換で10グリッド降格

佐藤琢磨もエンジン交換、17番グリッドからのスタートに

 エンジン交換による10グリッド・ペナルティを受けるドライバーは、今回は6人もいると判明した。昨日の予選終了時点では、プラクティス中にトラブルを出した佐藤琢磨(AJ・フォイト・レーシング)、予選終了後にエンジン交換を行う予定だったエンジンにトラブル発覚のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、第2ヒート・レース中にクラッシュしたジェイムズ・ジェイクス(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の3台がそうなるものと見られていたが、さらにスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)、ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)、アナ・ベアトリス(デイル・コイン・レーシング)もエンジン交換を行うこととなった。

 カストロネベスはシボレー、他の5台はホンダだが、ディクソン、ニューガーデン、ベアトリスの3人に関しては、今日のレース中に規定の2,000マイルに到達するため、トラブルが出ないよう安全を見てエンジン交換をすることに踏み切ったという。
 ミルウォーキーでのダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)とグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)も同様の理由だったとチーム、及びホンダは発表していた。
 ポールポジションを獲得したカストロネベスだったが、スタートは11番グリッドから。琢磨も17番グリッド。ディクソンは15番グリッド、ニューガーデンは22番グリッド、ベアトリスは23番グリッドで、ジェイクスは最後尾24番グリッドだ。
 ポールスタートはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)で、その外側はジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)。2列目イン側はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)で、2列目外側はエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)となった。
 3列目からスタートするトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)とグレイホールには注目だ。そして、昨年度ウィナーのライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は12番グリッドだ。

以上

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