Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
Streets of Sao Pauro
ストリート・オブ・サンパウロ
ブラジル サンパウロ州
全長:2.536マイル(=約4.081km)×75周
コースタイプ:ストリート
5月3日 Day1 プラクティス1
汗ばむほどの気候の下、プラクティスがスタート
今週末のサン・パウロは好天が続きそうだ。走行初日で予選日でもある今日、土曜日は朝から晴れ。8時半のセッション・スタートで気温は26℃もあった。じっとしていてもうっすら汗ばむぐらいのコンディションの下、エントリー25台による走行が1時間15分に渡って重ねられた。
トップ・タイムを出したのはブラジルでのレースの大本命=ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。タイムは1分21秒8517。去年のポールタイムは1分21秒2781だったので、最初のセッションとしてはなかなかに速いタイムが出ている。予選はコンディションがかなり暑くなりそうだが、去年より速いラップタイムでの戦いになりそうだ。
プラクティス2番手はジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)だった。去年、ブラジルで彼は予選8位からスタートし、レース中のファステストラップをマークしている。
序盤好調だったキンボール、マルコは出足躓く
プラクティス3番手はセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)=1分22秒0495。5番手は1分22秒1400のJR・ヒルデブランド(パンサー・レーシング)だった。
6番手以降は、トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)、シモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)、佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)、エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、トゥリスタン・ヴォーティエ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)と続いた。
苦戦組は?……と見ていくと、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が12番手、ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)が15番手と今ひとつ。グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は16番手で、シモーナ・デ・シルヴェストロ(KVレーシング・テクノロジー)も17番手と不発気味だった。3シーズン目の序盤に奮闘を見せてきているチャーリー・キンボール(ジョヴォ・ノルディスク・チップ・ガナッシ・レーシング)は22番手、同じく幸先良いシーズンスタートを切ったはずのマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)も24番手に沈んでいる。
パジェノーのクラッシュで琢磨のプログラムは時間切れに
琢磨は今回もプラクティス1ではタイヤを1セットのみ投入。新レイアウト、場所によってスムーズにされた路面でのマシンセッティングを行った。このセッションでの最終ラップとなった16周目にベストが記録されたことが示す通り、セッティングは順調に進んでいる。ベストラップ=1分22秒2408は残り6分でピットに戻った時点では2番手につけるもので、そこからリヤウィングとリヤ・サスペンションに調整を施し、チームとしてはもう一度コースに戻す予定だったのだが、パジェノーのセッション終了間際のアクシデントもあり、時間切れとなった。
今週末は2デイイヴェントのため、予選のセグメント1用グループ分けは今回のプラクティス1回目のラップタイムによって行われる。トップタイムだったパワーはグループ2をチョイスしたので奇数順位がグループ2、偶数順位がグループ1として走る。
以上
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