ウィナーズサークルにマシンを駐めてすぐ、リヤタイヤの摩耗をしげしげと見入る Photo:INDYCAR(John Cote)クリックして拡大 |
そのタイヤがどこまでの力を持っていたのかはわかりません」
Jack Amano(以下――):今日もピットクルーは頑張っていました。1勝したことで、表情にも自信が見られます。この2位でまた力強さを増すんじゃないですか?
佐藤琢磨:そうですね。本当にチームの士気は上がってます。それがポジティブに働いてます。チームはノーミステイクでした。もちろんストラテジーの部分は見直さなきゃいけないけれど、それはその瞬間、その時にチームとして考えられたベストだったわけだから。結果的には、もうちょっと引っ張れたし、引っ張るべきだった。でもそれは、後からだから言えることでね。そうできていたらリザルトは違ったものになっていたかもしれないけど、自分たちが今回持ってきたパッケージとしては、非常に良いリカバリーができました。
――37周目のピットは早過ぎた。しかし、その後に2回ピットに入る作戦で、燃料の心配をせずにゴールまで戦える作戦に切り替えた。ミスをかなりの部分で取り返すリカバーをしましたよね?
佐藤琢磨:そうでしたね。そこは非常にうまく行ったんだけど、やっぱりタイヤが厳しかったですね。
――あの2回のピットでタイヤを換えるとしたら、残っていたのはユーズドレッド……ですか?
佐藤琢磨:ユーズドレッドは残ってましたね、予選で使ったのが。でも、わからない……そのタイヤがどこまでの力を持っていたかは。
(その4に続く)
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