第4戦 サンパウロ インディ300
Streets of Sao Pauro
ストリート・オブ・サンパウロ
ブラジル サンパウロ州
全長:2.536マイル(=約4.081km)75周
コースタイプ:ストリート
5月3日 Day1 クオリファイ 1分21秒3618 セグメント2敗退 12位
今シーズン初めて予選第2セグメントを突破ならず
予選第1セグメントをグループ1で戦った佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、5周のアタックを行い、1分21秒6136のベストにより5番手で第2セグメントに駒を進めた。
12人を6人へ絞り込むセグメント2での琢磨は、1分21秒3618のベストを出した。2回のプラクティスより、予選第1セグメントよりも速いラップタイムだった。小さいながらも進歩を果たすことを重ねていったのだ。しかし、そのタイムで得られた順位は12人中の最後尾。琢磨のブラジルでの予選順位は12位と決定した。
「ゲインしたところもあったけど、
全体的なレベルアップにつながりませんでした」
Jack Amano(以下――):今回は残念ながら、予選でのファイナル進出はできませんでした。どんな戦いになっていたんでしょうか?
佐藤琢磨:いやぁ、厳しかったですね。あんまりマシンが前に進んで行かなくて、グリップ感がない上に結構クルマが暴れてしまっていたので、ウーン……去年のタイヤのオイシイところを見つけていけなかったという感じがします。
「バランスがどうしてもうまく行かなかった」
――今日の走り出し、プラクティス1では良い感触が得られていたと思うんですが、そこから短い時間の中にプラクティス2、そして予選があって、なかなか修正、補正がうまくいかなかったというところでしょうか?
佐藤琢磨:そうですね。伸びなかったですね、僕らは。ひとつひとつを見ていっても、良いところと悪いところがあって、ゲインしたところもあるんですけど、全体的なレベルアップに繋がりませんでしたね。かなり苦労しましたね。バランスがどうしてもうまく行かなかった。
――予選で逆に差が開いていってしまった感がありました。
佐藤琢磨:レッドタイヤにしたことで、僕らはタイムを大きく縮めることができていませんでしたからね。
――それでも第1セグメントは通過しました。第2セグメントまでを戦ったことで、何か見えて来たヒントとかもあると思うんですが?
佐藤琢磨:ウーン……それがあんまりないんですよ。だから、これからデータをじっくりと見たいですね。プラクティス1とプラクティス2でも、ちょっと不可解な状態っていうのがあったのでね、まずはその原因究明をして、明日のウォーム・アップに向けて、もう1回データを洗い直したいですね。かなり苦労してますから。
――では、今日はエンジニアとのミーティングが……。
佐藤琢磨:はい。それはとても長くなりそうですね。
以上
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