2日目、トップにパジェノーが浮上 Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano) |
ロング・ビーチ市街地コース
カリフォルニア州ロング・ビーチ
1周1.968マイル(=3.167㎞)×80周
4月20日 Day2 プラクティス3
天候:快晴
気温:17~19℃
路面温度:35~42℃
トップからコンマ2秒以内に8人連なる大混戦に
ロング・ビーチの天気は今日も快晴。プラクティス3は気温、路面温度ともにまだ低い、好ラップタイムを出すのに適したコンディションだった。
セッション終盤、シモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)が自身の17周目に1分8秒09960という驚異的タイムを出してトップに立った。昨日のトップは1分9秒4224だった。約1.4秒も今日は速くなっている。
ロングビーチの日差しにパジェノーのマシンが映える Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano) |
金曜日にトップだったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、1分8秒1790で4番手。その後ろにはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がコンウェイ効果で1分8秒1803をマークし、5番手に食い込んできた。ここまではトップからコンマ1秒以内に収まっていた。トップからコンマ2秒以内に8人、コンマ3秒以内だと11人がひしめく混戦ぶりである。
明暗分けたガナッシの3人
ダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が1分8秒2051で6番手で、チャーリー・キンボール(ノヴォ・ノルディスク・チップ・ガナッシ・レーシング)が7番手と、先週のバーバーに続いて奮闘している。逆にスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)は、このセッションで22番手に沈んでいた。トップにはコンマ7秒以上の差をつけられている。
佐藤琢磨、17番手ながらベースセッティングは安定
レッド・フラッグが1回しか出なかったこともあり、24周も走ったドライバーもいたプラクティス3では、27人出場中の16人が20周以上をこなした。
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は1分8秒5539がベストで、このセッションは17番手と振るわなかった。フレッシュタイヤに履き替えたセッション終盤、マシンセッティングが悪い方向に向かってしまったのと、トラフィックに引っかかり続けたためだった。しかし、セッションの大半を昨日のプラクティス2回目で使ったタイヤで走り、1分8秒台を連発していた。最終的にマシンのハンドリングが悪化してしまったが、ベースとなるセッティングは非常に良いものになっているのだ。
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