トヨタ・グランプリ・オブ・ロング・ビーチ
ロング・ビーチ市街地コース
カリフォルニア州ロング・ビーチ
1周1.968マイル(=3.167㎞)×80周
4月19日 Day1 プラクティス1
天候:快晴
気温:26~27℃
トップはヒンチ、スポット参戦のコンウェイ2番手、琢磨は3番手!
快晴の広がったロング・ビーチ、日焼けを心配しなければならないほど強い日差しの下でプラクティス1が始まった。
先週の第2戦で僅かに3周しか走らずリタイアしたジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)が、そのフラストレーションを晴らすかのようにロング・ビーチでのプラクティス1でトップ・タイムを記録した。45分間のセッションで彼が走ったのは9周と少なかった(最も多かった人は22周)が、7周目に1分9秒8157を彼はマークした。このラップ・タイムは去年の予選で13位に入れるものだ。それをブラックタイヤ装着で、まだ路面もほとんどできていないコンディションで、たったの7周目に記録される……これはタイヤが新しくされてグリップが高められたこと、1シーズンの競争を通じてエンジンのパワーアップがなされたこと、シャシーのセッティングも各チームが向上させていることによる相乗効果だ。
2番手につけたのはスポット参戦で張り切るマイク・コンウェイ(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の1分9秒8290。開幕前のオープンテスト以来の走行となる彼は21周をこなした。
そして、3番手には佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)がきた。タイムは1分10秒0180。15周を走っての11周目にベストは出された。
4番手はシモーナ・デ・シルヴェストロ(KVレーシング・テクノロジー)。5番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、6番手はジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)だった。
ペンスキー、チップ・ガナッシ勢はいまひとつ
ガナッシ勢はスコット・ディクソンが7番手につけたが、ダリオ・フランキッティは14番手、チャーリー・キンボールは18番手と出足は良くない。
グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、コンウェイの存在がプラスに作用してか、8番手と今週はなかなか良い滑り出しとなっている。
ペンスキー勢はウィル・パワーの13番手がベストで、エリオ・カストロネベスは15番手、AJ・アルメンディンガーはブービー賞の26番手。
シュミットが走らせるフレンチ・ドライバー2人は、シモン・パジェノーが12番手、トゥリスタン・ヴォーティエは21番手と、こちらもスロー・スタートだ。
以上
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