Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano) |
ロング・ビーチ市街地コース
カリフォルニア州ロング・ビーチ
1周1.968マイル(=3.167㎞)×80周
1分08秒5539 17位 21周走行
ユーズドレッドでのバランスは非常によかったのだが……
昨日のプラクティス2で使ったタイヤで走り出した佐藤琢磨は、1分8秒台へと突入。ユーズドタイヤでのラップタイムは非常にコンペティティブだった。ところが、セッション終盤になってダンパー&スプリングの調整、さらにはリヤウィングのセッティング変更を行うと、これが期待どおりの成果に繋がらなかった。残り時間が10分を切ってからフレッシュタイヤを装着したが、ハンドリングが悪化していた上にトラフィックも遭遇し続け、それ以上のラップタイム短縮はならなかった。その結果、プラクティス3でのポジションは17番手だった。
「だんだん曲がりづらくなってしまいました」
Jack Amano(以下――):ユーズドタイヤで非常に良いタイムが出せていましたね?
佐藤琢磨:そうですね。ユーズドでは結構バランスも良くて、それに合わせたトラクションを確保するために、それに合わせたセットアップをしたんだけれども、ウーン……ちょっと曲がりづらくなってきて、ニュータイヤにしたらまったくタイムが伸びなくなっちゃった。
ベースセッティングは悪くないはすなのだが…… Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano) |
佐藤琢磨:そう。トラフィックか何度かあって4周近く、前にスペース作ったりをしてたんだけど、そのスペースに誰かが出てきちゃったりで、正味1周ぐらいしかタイムド・ラップは残せなかったんだけど、ウーン……そこでラップタイムが伸びなかったですね。
――ニュータイヤでのクルマの感じが良くなかった、と。
佐藤琢磨:そう。単純にトラフィックだけじゃなくて、バランスもあんまり良くなかった。
――ちょっとセッティングは戻すことになるんでしょうか?
佐藤琢磨:ちょっと、これからデータを見てみないと。予選はレッドタイヤになるので、またバランスが変わるから。
「予選は1分7秒台は行くんじゃないでしょうか?」
――今のセッション、ブラックタイヤでトップは1分8秒0とか出てました。予想外に速いって感じはありますか?
佐藤琢磨:速いですね。去年のレッドより速くなってる。だから今日の午後、レッドを履いてどこまで速くなるのか……。1分7秒台は確実に行くだろうし。でも、気温が午後は上がるのでね、それで相殺されて……ってことはあるかもしれないけど、1分7秒台は行くんじゃないですか?
――佐藤選手も行けそうですか?
佐藤琢磨:1分8秒5から……でしょ? 少なくとも7秒台には入れなきゃいけない。今のセッションはちょっと不本意な順位だった。バランス的にはそんなにおかしいとは思わなかったんだけど、そこはデータをジックリ見直したいです。
以上
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