プラクティスを終えオートグラフセッションの一コマ Photo*INDYCAR(Chris Jones) |
ロング・ビーチ市街地コース
カリフォルニア州ロング・ビーチ
1周1.968マイル(=3.167㎞)×80周
4月19日 Day1 プラクティス2 1分9秒9197 10位 6周走行
天候:快晴/気温:26~27℃
「時間不足ですがそれなりに学ぶことができました」
Jack Amano(以下――):トラブルですか? 6周しかできませんでした。
佐藤琢磨:それでも得るものがありました。ピットの出入りが多くなって、最終的にはアタックラップ中にトラブルが出てしまった。まだ幾つか直したいところはあるけれど、このセッションでもそれなりに学ぶことができました。ちょっと時間不足なことは確かだけど。
――45分のうちの27分以上がレッドでした。
佐藤琢磨:そうでしたね。今週末はイニシャル(最初)セットアップが良かったのでね、2セッション目でも9番手のタイムを出せて、午前と午後の総合でもトップ10に入れてます。だから、悪くはないと思います。
「予選ラップタイムは去年に比べてものすごく上がるでしょうね」
――予選はどんなものになりそうですか?
佐藤琢磨:結構ブラックタイヤでもすぐにウォームアップしてタイムがポンッと出るので、レッドにしたらさらにその間隔が縮まるから、去年に比べてラップタイムはものすごく速くなるでしょうね。ちょっとタイヤの使い方も、セント・ピーターズバーグで幾つかやってるんで、慎重にいきたいですね。
――タイヤはセント・ピーターズバーグとまったく同一。しかし、気温、路面温度ともに今週はかなり高いです。耐久性に対する影響が大きいのでは?
佐藤琢磨:今週の方が全然暑いですね。でも、ロングランをしてないのでわからないけど、耐久性に対しての影響は大きくあるかもしれないですね。ただ、ロング・ビーチはタイヤにそんなに厳しくないんですよね、グリップが低いので。サーフェイスがサラサラなんですよ。だからトレッドの温度は上がっちゃうんだけど、構造自体にものすごく負荷がかかるワケじゃないんで、そんなにタイヤの性能劣化、デグレデーションは大きくはないと思うんですよね、セント・ピーターズバーグほどはね。
「このコースに関して言えば、ブラックの性能がかなりいい」
――去年はレッドとブラックの差があまりないロング・ビーチでしたが、今年は差が広がるはずなんですよね?
佐藤琢磨:そうですね。ただ、ブラックがかなり性能がいいんですよ、このコースに関して言えば。だから、ちょっとまだわからないですね。レッドの方が全然速いとは思うんだけど……。
――タイヤ・チョイス、タイヤ・ストラテジーが難しいレースになりそうですね?
佐藤琢磨:ウーン、そうですね。でも、やっぱりレッドの方が速いんじゃないかな、多分……わからないけど。
以上
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