ホンダ・インディー・グランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグ
フロリダ州セント・ピータースバーグ
セント・ピーターズバーグ公道コース
Day1 プラクティス1 1分03秒1997(18位) 17周走行
今年最初のプラクティスを18番手
トップとのタイム差は0.7463秒
走行開始を告げるグリーンフラッグが振られてすぐにインストレーション・ラップを行った佐藤琢磨は、路面コンディションがよくなるまでピットで20分ほど待機した。
次に走り出してからの3周目、琢磨は1分03秒8452をマークし、この時点での10番手につけた。6周目には1分03秒3078にまでラップタイムを向上させたが、ポジションは10番手のまま。ピットに入ってセッティング変更を行った。
次のアウティングで琢磨はラップタイムの更新ができず、順位は17番手までダウンした。タイヤのグリップが落ちてきたこともタイムが縮められない原因だった。
琢磨はピットに戻ってセッティングを調整。さらに少し走ってピットイン。プラクティス1回目の残り時間が7分を切ってlから最後のコースインを行い、そこでの連続周回4周目に1分03秒1937まで自己ベストを短縮してみせた。これで同セッションでの順位は18番手となった。
トップから8人がコンマ2秒の差に収まり、トップからコンマ5秒のラップを刻んだドライバーが11人もいた。今年もインディーカーは実力伯仲だ。琢磨のベストは、セッショントップだったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)とは0.7463秒の差だった。
「1セッション走っていくつか課題が残ってるんでそれを変えていきます」
Jack Amano(以下――):16周ほど走った今年最初のプラクティスでしたが?
佐藤琢磨:去年の走り出しとは結構バランスが違ってたかな? 1セッションを走って、幾つか課題が残っているんで、それを変えて行きます。結構タイヤがグリップするので、もうすでにラップタイムが去年の最初のプラクティスセッションより大分速い。そして、タイヤのグラデイションも大きい。僕は最後の方でちょっとだけラップタイムを良くできたんだけど、あのラップ数でタイムをあれだけ良くしているライバルは少ないと思います。そういう意味では、方向としては良いものが見えてきてるんじゃないかな?
――コースは去年までと比べ、変わっているところとか、ありますか?
佐藤琢磨:ないです。
――今年は路面のグリップレベルも高いんでしょうか?
佐藤琢磨:いや、グリップが高くなっているのはタイヤが変わったことでだと思います。これからコースにラバーが乗ってきて、さらに良くなって行くと思う。
――走り出しが悪かったわりに、修正はすぐできたっていうところでしょうか?
佐藤琢磨:まだ修正はし切れてないです。でも、方向性だけは一応見ることができた。そういうセッションでした。午後のプラクティスに向けては、対策を施せると思います。
以上
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