ハルマン&カンパニーの緊急役員会で突如決定
アメリカ時間の10月28日、インディーカーのランディー・バーナードが突如としてCEOの地位から引き摺り下ろされた。親会社のハルマン&カンパニーの緊急役員会で決定したという。インディーカーは、当面はインディアナポリス・モーター・スピードウェイ社長で、ハルマン&Co.役員のジェフ・ベルスカスがCEOを兼務する体制で行くことを発表した。
バーナードはインディーカーのアドバイザーというポジションが与えられるものの、何の職権も与えられない。早い話が放り出されたのだ。多くのポジティブをシリーズにもたらして来たバーナードが切られることとなった理由は何なのか? ずっと暗躍を続けて来ていた一部のチームオーナーたちの陰謀が成功したということなのか? トニー・ジョージ(今月20日にハルマン&カンパニーの役員から外れた)の復権はあるのか? ハルマン家及びジョージ家で何が起こった結果なのか? 詳細、新体制などなど、まだ不明な部分は多く、それらをわかり次第レポートして行きたい。
新シャシーの導入、エンジン競争の復活、レースカレンダーの充実、ダブルヘッダーやトリプルクラウン復活などのアイディア、新テレビ体制の確立など多くの功績があるバーナードだったのだが……。
以上