6月16日、第8戦として開催。インディ500から6連戦のスケジュールに
2月10日、インディーカーは2012年のレースカレンダーにミルウォーキーを加えることを発表した。これで年間レース数は16戦へと増え、昨シーズンまでと同じ17レース開催まであと一歩に漕ぎ着けた。
ミルウォーキー・インディフェスト・アット・ザ・ミルウォーキー・マイルと名づけられレース・イベントのプロモーターを勤めるのは、アンドレッティ・スポーツ・マーケティング・ウィスコンシン。ボスはアンドレッティ・オートスポートのオーナー、マイケル・アンドレッティで、インディーカーとインディライツのレースを開催する。
マイケルはドライバーとしてミルウォーキーで5勝の実績を持つ。伝統あるショートオーバルのプロモーターに適役だ。彼はチームオーナーとしてもミルウォーキーで3勝をマークして来ている。
「素晴らしい都市にある伝統あるレースコースは、アンドレッティファミリーが大好きなものでもある。しかし、それ以上に、インディーカー・レースを行なうのにぴったりのコースで、ファンにエキサイティングなレースを提供できるサーキットである点が重要だ」とマイケルはコメントしている。インディーカーのCEOであるランディ・バーナードも、「ミルウォーキーという歴史あるイベントを生きながえさせることができた。このレースはシリーズに欠く事のできないもの。我々はインディーカー・レースの高い評判を保つべく、今後も全力を投入して行く。ウィスコンシン州には非常に情熱的なインディーカー・ファンがおり、あのコースでのレースが盛況のうちに開催され続けることを願っている。アンドレッティ・スポーツ・マーケティングと共に、私たちは素晴らしいレース、大きなバリューを強い支持をしてきてくれているファンに提供し、同時に伝統ある1マイルオーバルにさらなる歴史を重ねることができる」と語った。
ミルウォーキーといえばインディー500の翌週に開催されるのが伝統だったが、全米の注目を集めるインディー500でウィナーが誕生した直後のイベント開催を望むプロモーターは多く、2012年はそのウィークエンドを復活したデトロイト、ベル・アイルでのストリート・レースが獲得している。16レース目として今回カレンダー入りの決まったミルウォーキーは、デトロイトの翌週をテキサスが押さえているため、その次の週、そしてアイオワ・スピードウェイでのレースとの間に開催されることとなった。インディー500の後、デトロイトでのレースを挟み、テキサス、ミルウォーキー、アイオワとオーバルが3戦続くスケジュールになるということだ。
レースは父の日の週末。100年以上の歴史を誇るイベントの救済に成功したマイケル・アンドレッティとすれば、息子のマルコ・アンドレッティが優勝してくれれば最高のプレゼントになる。
因みに、昨年のミルウォーキーで勝利したのはダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)。2位はグレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)で、3位はオリオール・セルビア(ニューマン・ハース・レーシング)だった。佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は8位でフィニッシュした。
2012 IZOD インディーカー・シリーズ スケジュール
第1戦 3月25日 ストリート・オフ・セント・ピーターズバーグ
第2戦 4月1日 バーバー・モータースポーツ・パーク
第3戦 4月15日 ストリート・オフ。ロングビーチ
第4戦 4月29日 ストリート・オブ・サンパウロ
第5戦 5月27日 インディアナポリス500
第6戦 6月3日 ストリート・オブ・ベル・アイル
第7戦 6月9日 テキサス・モータースピードウェイ
第8戦 6月16日 ミルウォーキー・マイル
第9戦 6月23日 アイオワ・スピードウェイ
第10戦 7月8日 ストリート・オフ・トロント
第11戦 7月22日 ストリート・オブ・エドモントン
第12戦 8月5日 ミド-オハイオ・モータースポーツ・パーク
第13戦 8月19日 ストリート・オブ・チンタオ
第14戦 8月26日 インフィネオン・レースウェイ
第15戦 9月2日 ストリート・オブ・ボルチモア
第16戦 9月15日 オートクラブ・スピードウェイ(フォンタナ)
2012年2月11日土曜日
2012年2月7日火曜日
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは2カー体制?
琢磨のパートナー候補はメイラかバゲット??
佐藤琢磨の起用を決めたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は、2カーでのフルシーズン・エントリーを計画している。しかし、2台目に乗るドライバーはまだ決定していない。
彼らが高く評価しているのはビットール・メイラだが、彼を起用するためにはフルシーズンを戦うためのスポンサーを獲得する必要がある。同様にチームが高く評価しているのは、バートラン・バゲットだ。
彼らのチームから昨年スポット参戦を行なったジェイ・ハワード、ピッパ・マンも琢磨のチームメイト候補として噂に上っている。しかし、彼らも自分のマシン1台を走らせるためのフルバジェットの持ち込みが必要だ。
GP2卒業生のアメリカデビューというパターンも可能性があるようだ。その候補者たちの名前はまだ明らかになっていないが……。
佐藤琢磨の起用を決めたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は、2カーでのフルシーズン・エントリーを計画している。しかし、2台目に乗るドライバーはまだ決定していない。
彼らが高く評価しているのはビットール・メイラだが、彼を起用するためにはフルシーズンを戦うためのスポンサーを獲得する必要がある。同様にチームが高く評価しているのは、バートラン・バゲットだ。
彼らのチームから昨年スポット参戦を行なったジェイ・ハワード、ピッパ・マンも琢磨のチームメイト候補として噂に上っている。しかし、彼らも自分のマシン1台を走らせるためのフルバジェットの持ち込みが必要だ。
GP2卒業生のアメリカデビューというパターンも可能性があるようだ。その候補者たちの名前はまだ明らかになっていないが……。
見えてきた2012シーズンエントリー。ホンダは8台確定、シボレーは9台
現状で22台のエントリー。さらに増える可能性も
2012年シーズン、フルシーズン・エントリーをすると見られているのは、現状では22台だ。「新シャシーの導入はチームにとって極めて大きな経済的負担……」との危惧がなされて来たが、思いのほかエントリー数は多くなることが判明している。楽観的に見るならシーズンを通して25台がコンスタントに出場する活況となる可能性もありそうなのだ。
この中でホンダ・エンジンの使用が確定しているのは、8台である。ここに最大5台がさらに追加される可能性が残されている。すでにサプライの決まっているチームが1台から2台へと体制を拡大するケース(レイホール・レターマン・ラニガン、サム・シュミット、デイル・コイン)と、まだエントリーが完全に決まっていない面々にエンジン供給を行うパターン(サラ・フィッシャー、MSRインディー、エド・カーペンター)だ。
シボレーは9台を早々と決定。それ以上にユーザー数を増やしたくない意向だ。シーズン中の開発、それに伴うパーツ供給を考えると、ユーザー数の増加は戦闘力アップのスピードを下げることになるためだ。KVレーシングが3台となって1台プラスの10台になる可能性は考えられるが……。こちらのエンジン、開発はイギリスが本拠地でアメリカにも支社を持つイルモア・エンジニアリングが行う。
ロータスは5台だが実情はいまだ見えず
第三のメーカーであるロータスの確定エントリー数は、最も少ない「5」だ。インディーカーへのコミットメントがどこまでのものであるかが不明な上、開発担当が近年のインディーカー経験を持たないレーシング・エンジン・デヴェロップメント(ジョン・ジャッド主宰)である点から、有力なユーザーを彼らは確保できなかったのだ。
MSRインディーは、去年の最終戦となるはずだったラスヴェガス・ラウンド開催期間中、まだロータスが開発チームも決めていない段階でチームの結成と、ロータス・エンジンを使用したい意志を示したが、ロータスはHVM、DRR、ハータ、ドラゴンに供給を行うと発表し、MSRは宙に浮いてしまった格好となった。彼らは参戦初年度には経験豊富なドライバーを使うことも検討しており、現在の有力ドライバー候補がポール・トレイシー。彼はカナダ・ホンダとの関係も良好ということで、ホンダ・エンジンが獲得できないものかと期待をしてもいるようだ。
エンジン未定はエドとサラの2チーム
この他、まだエントリーも使用エンジンも決まっていないエントラントとしては、エド・カーペンターとサラ・フィッシャーの2チームがある。サラのチームにはホンダが供給されるとの噂が前々からある。彼女たちはインディライツ・チャンピオンのアメリカ人ドライバー、ジョセフ・ニューガーデンの起用を決めている。エドのところは、もちろんエド自身がドライバー。シボレー・ユーザーに落ち着くのがリーズナブルな感はあるが、果たしてどうなるか……。ここまでで決定しているサプライ台数からすれば、サラやエドのチームにはロータスが供給を行うことになるのが道理なのだが、開発チームの決定でも、実走テスト開始でもライバル2社に3ヵ月以上後れをとったことなどに象徴されるとおり、ロータスの体制は最も脆弱で、現状で使用エンジンの確定していないチームが出場を希望した場合、それをカバーする役割はホンダとシボレーで果たさねばならないだろう。03年からのインディーカー・シリーズでホンダ・エンジンの供給で協力関係にあったホンダとイルモア(2012年から登場するシボレーのインディーカー用エンジンの開発を担当)は、その良好な信頼関係を活かし、2社で協力し合ってエントラントをフォローして行く体制を築いて行くものと期待される。
さらに、インディー500にはスポット参戦を行うチーム、あるいはドライバーが出現するはずだ。そうでなければフルグリッドの33台が集まらない。
ジャン・アレジは昨年、インディー500への出場意志を発表していた。ロータスからのワークス参戦になるというが、それは既存のインディーカー・チームの2台目、もしくは3台目という出場形式になるのが現実的だろう。しかし、それがHVMレーシングからとなった場合、チームメイトがシモーナ・デ・シルベシトロでは初のオーバルレース、それも超高速のインディアナポリスで戦う体制としては理想からは程遠い。ハータ、もしくはDRRからのエントリーとした方がベターだろう。
その他には、デイビー・ハミルトン、タウンゼント・ベル、トーマス・シェクターなども出場計画を進めているはずだ。
心配なのは、こうしたスポット参戦組にもエンジンの供給がスムーズに行われるのかどうかだ。そのサプライをどのメーカーが担うのかにも注目して行きたい。
2012年シーズン、フルシーズン・エントリーをすると見られているのは、現状では22台だ。「新シャシーの導入はチームにとって極めて大きな経済的負担……」との危惧がなされて来たが、思いのほかエントリー数は多くなることが判明している。楽観的に見るならシーズンを通して25台がコンスタントに出場する活況となる可能性もありそうなのだ。
この中でホンダ・エンジンの使用が確定しているのは、8台である。ここに最大5台がさらに追加される可能性が残されている。すでにサプライの決まっているチームが1台から2台へと体制を拡大するケース(レイホール・レターマン・ラニガン、サム・シュミット、デイル・コイン)と、まだエントリーが完全に決まっていない面々にエンジン供給を行うパターン(サラ・フィッシャー、MSRインディー、エド・カーペンター)だ。
シボレーは9台を早々と決定。それ以上にユーザー数を増やしたくない意向だ。シーズン中の開発、それに伴うパーツ供給を考えると、ユーザー数の増加は戦闘力アップのスピードを下げることになるためだ。KVレーシングが3台となって1台プラスの10台になる可能性は考えられるが……。こちらのエンジン、開発はイギリスが本拠地でアメリカにも支社を持つイルモア・エンジニアリングが行う。
ロータスは5台だが実情はいまだ見えず
第三のメーカーであるロータスの確定エントリー数は、最も少ない「5」だ。インディーカーへのコミットメントがどこまでのものであるかが不明な上、開発担当が近年のインディーカー経験を持たないレーシング・エンジン・デヴェロップメント(ジョン・ジャッド主宰)である点から、有力なユーザーを彼らは確保できなかったのだ。
MSRインディーは、去年の最終戦となるはずだったラスヴェガス・ラウンド開催期間中、まだロータスが開発チームも決めていない段階でチームの結成と、ロータス・エンジンを使用したい意志を示したが、ロータスはHVM、DRR、ハータ、ドラゴンに供給を行うと発表し、MSRは宙に浮いてしまった格好となった。彼らは参戦初年度には経験豊富なドライバーを使うことも検討しており、現在の有力ドライバー候補がポール・トレイシー。彼はカナダ・ホンダとの関係も良好ということで、ホンダ・エンジンが獲得できないものかと期待をしてもいるようだ。
エンジン未定はエドとサラの2チーム
この他、まだエントリーも使用エンジンも決まっていないエントラントとしては、エド・カーペンターとサラ・フィッシャーの2チームがある。サラのチームにはホンダが供給されるとの噂が前々からある。彼女たちはインディライツ・チャンピオンのアメリカ人ドライバー、ジョセフ・ニューガーデンの起用を決めている。エドのところは、もちろんエド自身がドライバー。シボレー・ユーザーに落ち着くのがリーズナブルな感はあるが、果たしてどうなるか……。ここまでで決定しているサプライ台数からすれば、サラやエドのチームにはロータスが供給を行うことになるのが道理なのだが、開発チームの決定でも、実走テスト開始でもライバル2社に3ヵ月以上後れをとったことなどに象徴されるとおり、ロータスの体制は最も脆弱で、現状で使用エンジンの確定していないチームが出場を希望した場合、それをカバーする役割はホンダとシボレーで果たさねばならないだろう。03年からのインディーカー・シリーズでホンダ・エンジンの供給で協力関係にあったホンダとイルモア(2012年から登場するシボレーのインディーカー用エンジンの開発を担当)は、その良好な信頼関係を活かし、2社で協力し合ってエントラントをフォローして行く体制を築いて行くものと期待される。
さらに、インディー500にはスポット参戦を行うチーム、あるいはドライバーが出現するはずだ。そうでなければフルグリッドの33台が集まらない。
ジャン・アレジは昨年、インディー500への出場意志を発表していた。ロータスからのワークス参戦になるというが、それは既存のインディーカー・チームの2台目、もしくは3台目という出場形式になるのが現実的だろう。しかし、それがHVMレーシングからとなった場合、チームメイトがシモーナ・デ・シルベシトロでは初のオーバルレース、それも超高速のインディアナポリスで戦う体制としては理想からは程遠い。ハータ、もしくはDRRからのエントリーとした方がベターだろう。
その他には、デイビー・ハミルトン、タウンゼント・ベル、トーマス・シェクターなども出場計画を進めているはずだ。
心配なのは、こうしたスポット参戦組にもエンジンの供給がスムーズに行われるのかどうかだ。そのサプライをどのメーカーが担うのかにも注目して行きたい。
2012年2月5日日曜日
佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングへ
2012年3月2日---KVレーシング・テクノロジーで2010、2011の2シーズンを戦って来た佐藤琢磨は、2012年シーズンはレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)からインディーカー・シリーズでの3シーズン目に挑戦する。東京都港区青山のHonda本社で「2012 Honda モータースポーツ活動計画発表会」が開催され、ここに出席した琢磨は、RLLでの参戦を行なうドライバーとして、スーパーGTやフォーミュラ・ニッポンを戦うドライバーたち、二輪のライダーたちとともにステージに立った。
琢磨は300人以上のメディアを前に「去年はポールポジションを2回獲得し、最高位は4位」と紹介され、「2シーズンを戦って来て、今年は新しいチームに移ります。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、インディーではとても歴史のあるチームで、僕自身、とてもエキサイティングだと楽しみにしています」と語り、「同時に、今年はエンジンもシャシーもまったく新しいものになるので、大きなチャレンジになります。去年の決勝で成し得なかった、自分の目標とする“優勝”に向け、今季は新体制で精一杯走りたいと思っています」と意気込みを語った。
2003年から使用されて来たダラーラ・シャシーはついにその使命を終え、2012年からは新型シャシーのダラーラDW12が投入される。シャシーは引き続きワンメイクだが、エアロキットでの競争ガ2013年から始まる予定となっている。そして、エンジンはHondaのワンメイクが2006年から続いて来ていたが、シボレー(・イルモア)とロータス(・ジャッド)が参戦して来るので、Hondaとの三つ巴の戦いが繰り広げられることになるのだ。そのエンジンは、排気量が2.2リッターへと小型化され、ターボの装着が許可される。
また、今年の琢磨はフォーミュラ・ニッポンへのスポット参戦も行うという。「基本的にはインディーカー・シリーズへの参戦を第一優先としますが、スケジュールの合間を見て可能性のあるレースに出ることになりました。僕自身としては、これまで日本では、F1、そしてインディーカーで走って来ましたが、今年は残念ながらインディー・ジャパンがなくなってしまった関係で、非常に残念な気持ちになっていたんですが、今回、こういう素晴らしい機会を得られて、非常に僕自身も楽しみにしています。ファンの皆さんの前で良い走りを目指して頑張りたいと思っています」と話した。
今年のインディーカー・シリーズは3月最終週にフロリダ州セント・ピーターズバーグで開幕。今のところ、15レースの日程が明らかにされている。インディーカーはここに2戦を追加し、去年と同じ17戦とする計画のようだが、9月にスケジュールされているメリーランド州ボルティモアでのストリートレースはプロモーター不在となって開催が危ぶまれているなど、まだ年間レース数が完全に明らかにされるまでには少しの時間が必要な様子だ。
Photo/Jack Amano |
琢磨は300人以上のメディアを前に「去年はポールポジションを2回獲得し、最高位は4位」と紹介され、「2シーズンを戦って来て、今年は新しいチームに移ります。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、インディーではとても歴史のあるチームで、僕自身、とてもエキサイティングだと楽しみにしています」と語り、「同時に、今年はエンジンもシャシーもまったく新しいものになるので、大きなチャレンジになります。去年の決勝で成し得なかった、自分の目標とする“優勝”に向け、今季は新体制で精一杯走りたいと思っています」と意気込みを語った。
2003年から使用されて来たダラーラ・シャシーはついにその使命を終え、2012年からは新型シャシーのダラーラDW12が投入される。シャシーは引き続きワンメイクだが、エアロキットでの競争ガ2013年から始まる予定となっている。そして、エンジンはHondaのワンメイクが2006年から続いて来ていたが、シボレー(・イルモア)とロータス(・ジャッド)が参戦して来るので、Hondaとの三つ巴の戦いが繰り広げられることになるのだ。そのエンジンは、排気量が2.2リッターへと小型化され、ターボの装着が許可される。
また、今年の琢磨はフォーミュラ・ニッポンへのスポット参戦も行うという。「基本的にはインディーカー・シリーズへの参戦を第一優先としますが、スケジュールの合間を見て可能性のあるレースに出ることになりました。僕自身としては、これまで日本では、F1、そしてインディーカーで走って来ましたが、今年は残念ながらインディー・ジャパンがなくなってしまった関係で、非常に残念な気持ちになっていたんですが、今回、こういう素晴らしい機会を得られて、非常に僕自身も楽しみにしています。ファンの皆さんの前で良い走りを目指して頑張りたいと思っています」と話した。
今年のインディーカー・シリーズは3月最終週にフロリダ州セント・ピーターズバーグで開幕。今のところ、15レースの日程が明らかにされている。インディーカーはここに2戦を追加し、去年と同じ17戦とする計画のようだが、9月にスケジュールされているメリーランド州ボルティモアでのストリートレースはプロモーター不在となって開催が危ぶまれているなど、まだ年間レース数が完全に明らかにされるまでには少しの時間が必要な様子だ。
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