猛暑と風の中で始まった最終戦
フォンタナのプラクティスはすごい暑さの中で開催された。90分間のセッションは終盤に気温が37℃にも達していた! 路面は56度だった。しかも、セッション途中から出て来た風が結構な強さで、全長2マイルの巨大なコースではマシンのハンドリングに大きな影響を与えていた。
最速はライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)=217.517mph=33秒1008で、2番手はエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)の216.971mph=33秒1842。3番手はダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)の216.545mph=33秒2495で、4番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の216.443mph=33秒2651。5番手はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)の216.355mph=33秒2787で、水曜のテストで最速だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が216.211mph=33秒3008で6番手だった。トップと2番手の差は0.0834秒で、トップ6はちょうど0.2秒の差に収まった。
ハンター-レイは決勝用セッティングに集中
ポイント2位のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は211.274mphのベストで16番手。これは彼らが予選をまったく意識せず、決勝用セッティングに徹していたからだ。テストでのクラッシュ、エンジン交換により10グリッド降格が既に決定している彼らとしては、予選をほぼ無視してかかっているのだろう。ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)とのタンデム走行で二人はトラフィックでのハンドリング・チェックをハンター-レイは行っていた。スポット参戦のセバスチャン・サーヴェドラ(アンドレッティ・オートスポート)はより多くの周回をこなしてマシンとコースに慣れることに専念。マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が215.166mphのベストで8番手とまずまずの位置につけた。予選シミュレーションは彼だけが行なった、ということと見られる。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は19周を走った。ベストは5周目の210.939mph=34秒1331は、トップと1秒以上と大きな差がついている。
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