Photo:INDYCAR LAT USA |
ウィル・パワーがボルティモアの予選でポールポジションを獲得した。去年、ここでポールポジションを獲得した彼は、レースも制した。今年はどうだろう? 去年はソノマとボルティモアの2戦続けてポール・トゥ・ウィンを飾ったパワーだったが、今年はソノマで勝利を逃している。
パワーは決して運の良いドライバーではない。それはもう何度も証明されて来ている。しかし、今日の予選では、彼よりも彼のライバル達の方が不運に見舞われていた。
ハンター-レイ、アタック前の赤旗に 泣く
例えば、ポイント2位につけるチャンピオンの座を争うライバル、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、予選アタックを始める前にセッションが赤旗になり、第2セグメントへの進出を果たせなかった。ミッド・オハイオではエンジン・トラブルに遭い、ソノマでは3位フィニッシュを目前にアレックス・タグリアーニ(ブライアン・ハータ・オートスポート)に追突されて18位に沈んだ。不運さならハンター-レイもパワーにひけを取らないかもしれない。
ポイント3位のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)は、不運でなかったというのに、今日の予選では苦しんでいた。朝のプラクティスで3番手につけ、予選でもアタックのチャンスを十分与えられながら、タイムを出せずに第1セグメントで姿を消した。
パワーがタイトルを争う相手の中では、唯一スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が彼に近い予選順=3位を手に入れた。パワーほどの衝撃的な速さは発揮していないディクソンだが、ガナッシのチーム力も考えれば、彼の存在は無視できない。
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