2012 INDYCAR レポート:R13 ゴープロ・インディー・グランプリ・オブ・ソノマ Day1 プラクティス1 ウィル・パワーがトップタイムをマーク。ランキングを争うハンター-レイ、カストロネベスは出遅れ
空は真っ青だが、気温はやや低めのコンディション下、1時間15分のプラクティス1が開催され、ソノマで2連勝中のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がトップ・タイムとなる1分18秒6887をマークした。彼は21周を走った。ベストが記録されたのはそのうちの19周目だった。セッション終盤、路面のコンディションは急激に良くなって行ったようだった。セッション終了10分前を切った頃、トップにいたのはセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)だったが、チェッカード・フラッグが振られる前にパパパッと5人が上回った。
パワーは、「マシンは非常に良く、P1で週末をスタートできた」と満足顔だった。彼がタイトルを争う面々との間に明確な差をつけられたことも彼の気分を良くさせていたのだろう。
2番手はソノマで2回表彰台に上った実績を持っているライアン・ブリスコーだった。3番手タイムはシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)がマークし、4番手はダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)、5番手にはルーベンス・バリケロ(KVレーシング・テクノロジー)が来た。
ポイント2位のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、19番手と大きく出遅れている。ポイント3位のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)も16番手だった。
そして、ポイント4位のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)も7番手と、今ひとつの週末スタートとなっている。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は19周を走ったが、ベストはそのうちの10周目の1分20秒8900。今回は27台とエントリーが多いが、そのうちの23番手という苦境に立たされている。トップだったパワーとの間には2.2秒以上もの差がある。
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