ソノマでのP2P使用時間は90秒、ディレイは3.5秒に
シーズン第10戦のトロントから導入されているプッシュ・トゥ・パス(P2P)機能は、第12戦ミッド・オハイオではボタンを押してからシステムが作動(=パワー・アップ)するまでに5秒のタイム・ラグ(ディレイ)が発生するルールに、使用開始から僅か3戦目にして変更されたが、ドライバー間ではおおいに不評だった。
新システムをベストのものとするために、インディーカーの試行錯誤は続いている。トロントで100秒、エドモントンで120秒、ミッド・オハイオで100秒だったP2Pの使用可能時間は、ソノマでは90秒と少なくされた。また、トロントでの導入開始以来ずっと最長20秒に制限されてP2P1回の使用時間も、ソノマでは15秒へと短縮されている。これらの数字は、各サーキットのレイアウトなども考慮してインディーカーが、エンジン・マニュファクチャラーズからの意見も参考にしつつ決定している。
一度システムの作動を終えてから次にまたP2Pを使える間までのインターバル=リチャージ・タイムは、ミッド・オハイオでの作動ディレイ導入と同時になくなった。今回もリチャージ・タイムはなしのままだ。評判の悪かったP2Pのディレイ作動は、ソノマでも引き続き採用されているからだ。ただし、ディレイは5秒から3.5秒へと短くされた。1.5秒の短縮はどのような効果を生むのか? 5秒の時と効果は変わらないようにも見えるが??
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